第2123回 リーグカップ、ファイナリスト決定(1)
2部以下で唯一16強入りしたソショー

 6年前の東日本大震災、昨年の平成28年熊本地震などで被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、被災地域だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。

■アフリカ選手権中に準々決勝と準決勝が行われるリーグカップ

 前回までの本連載ではアフリカ選手権について紹介し、58人の選手がフランスのクラブからアフリカに渡ったことを紹介した。選手を拠出するクラブとしては1月初めから最大2月の中旬まで貴重な戦力を失うことになるが、1部リーグの場合この間に6試合がある。また、それ以外のタイトルではフランスカップがベスト32決定戦とベスト16決定戦、そしてリーグカップは準々決勝と準決勝が行われる。

■リーグ戦よりも早く開幕したリーグカップ

 今回からはファイナリストが1月下旬に決まったリーグカップについて紹介しよう。リーグカップは第三のタイトルの位置づけであるが、決勝戦が4月に行われ、最も早く開始され、終了するタイトルである。今季もリーグ開幕前の8月9日に1回戦が行われた。しかし、1回戦には2部の20チームとナショナルリーグのプロチーム4チームがエントリーした。8月23日に2回戦が行われ、勝ち残った6チームが1部勢を交えたベスト16決定戦に相当する3回戦に出場する。

■3チームが出場したナショナルリーグ勢が旋風を起こす

 ナショナルリーグからエントリーしたのは2部から降格したエビアン、クレテイユ、パリFCとその前年に降格したシャトールーであるが、この中でエビアンは財務的にプロチームとしてふさわしくないと裁判所から判断され、1回戦を棄権する。1回戦のナショナルリーグ勢について紹介するとエビアンとクレテイユが対戦することになっており、クレテイユは不戦勝となる。またパリFCは同じパリ近郊にあるレッドスターにPK戦で勝利し、シャトールーもニームにPK戦で勝利している。
 さらに2回戦でもナショナルリーグ同士の対戦が実現し、パリFCはクレテイユと対戦し、1回戦に続いてパリ近郊のチームを破り、堂々の3回戦進出となった。またシャトールーはルアーブルに5-2と大勝した。
 結局2回戦を勝ち抜いたのは2部勢ではラバル、オセール、ソショー、クレルモン、ナショナルリーグのパリFCとシャトールーの6チームである。実質3チームしか出場していないナショナルリーグ勢のうち2チームが勝ち抜いたことは、ナショナルリーグ勢の健闘に加え、フランスカップに関する連載でも取り上げたが、2部勢の不振を物語っている。

■クレルモンを下したマルセイユ

 いよいよ1部勢が参戦してくるのが10月下旬に行われる3回戦であるが、欧州カップの本戦、予備戦に出場してしたチームはこの時点ではまだ出場しない。
 2部以下の6チームはすべて1部勢と対戦することになった。ラバルはモンペリエに挑戦したが、0-2と敗れる。オセールもトゥールーズに0-1に敗れる。

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