<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0">
    <channel>
        <title>J.P.モアンのフランス・サッカー幻想交響曲</title>
        <link>http://www.jpmoins.com/</link>
        <description>1998年ワールドカップと2000年欧州選手権を制したフランス・サッカー。その華麗さと壮観さはエクトール・ベルリオーズの名曲「幻想交響曲」を連想させる。幻想交響曲の第一楽章は「夢と情熱」、そして第二楽章は「舞踏会」。このすばらしい調べにのってフランス・サッカーを語ろう。 J.P.Moins</description>
        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2012</copyright>
        <lastBuildDate>Mon, 06 Feb 2012 17:19:16 +0900</lastBuildDate>
        <generator>http://www.sixapart.com/movabletype/</generator>
        <docs>http://www.rssboard.org/rss-specification</docs>
        
        <item>
            <title>第1354回　フランスに寒波襲来、フランスリーグに影響</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■真上からの太陽のもとで行われているアフリカ選手権</h2>
<p>　先月末から本連載ではアフリカ選手権を紹介してきた。今回の開催国は赤道ギニアとガボンという赤道直下の国である。アフリカ選手権は、例年1月下旬から2月中旬にかけて開催されているが、欧州とは異なる熱い気候の中での戦いとなる。今大会の行われている赤道ギニアやガボンの気温は30度前後になり、例年にもまして熱い戦いが繰り広げられている。フランスをはじめとする欧州のクラブに所属している選手にとっては年末年始の中断から明けたばかりで気候の異なる環境での試合となる。しかし、選手は環境の変化を苦にせず、生き生きとプレーしている。</p>
<h2>■欧州の寒波、フランスにも広がる</h2>
<p>　アフリカ選手権のため約60人の選手を派遣したフランスサッカー界であるが、彼らを送り出した直後の1月末から厳しい寒波が襲ってきた。今年は例年よりも寒さは厳しくないといわれていたが、1月末から気温が例年を下回るようになった。欧州の寒波はまず東欧を襲い、1月末からフランスなど西欧にも襲来、2月に入ってからフランスはほぼ全土が1日中氷点下という状態が続いている。東欧ではホームレスなどが多数この寒さのため死亡しており、フランスでもホームレスの収容のための特別施設の設置などの緊急措置を行い、イール・ド。フランスでは約4000人のホームレスを受け入れる体制が整っている。</p>
<h2>■フランスの電力供給もピンチ</h2>
<p>　さて、この寒さで気になるのが電力の供給である。今回の寒波は東欧・中欧から広がってきたわけであるが、この寒波で欧州のエネルギー網に大きな混乱が生じている。エネルギーは国家の重要な戦略であり、旧ソビエト連邦時代は同じ国であったロシアとウクライナであるが、ソビエト連邦解体後は両国はエネルギー供給力で格差があり、エネルギー不足に直面するウクライナはロシアからエネルギー供給を受けるが、今回の寒波でロシアからのエネルギー供給が滞ったウクライナでは多数の凍死者を出してしまっている。<br />
　今回の寒波は大きな脅威である。暖房需要によるエネルギー消費はうなぎのぼりとなり、国内のガス需要は2月1日に過去最高の数値を記録した。ガス供給に関してフランスは、ロシアで生産されてウクライナを経由してくるガスを輸入しており、東欧における寒波の影響も受けているのである。<br />
　フランスは電力源を原子力に依存しているが、電力需要も逼迫し、ガス同様に過去最高の数字を更新する勢いである。フランスでこれまでの電力消費のピークは2年前の冬、2010年12月のことである。このときはピークを超える電力消費を避けるために、約200万世帯が計画停電となった。そして今回も特に送電網が発展していないブルターニュ、南仏での停電が危惧されており、週明けの2月6日の月曜日には過去最高の電力消費が予想されることから、フランスでは節電の呼びかけが行われている。</p>
<h2>■寒波により、リーグ戦の開始時間の変更、試合の中断や延期</h2>
<p>　この寒波はもちろんサッカーの世界にも影響を与えている。2月4日と5日の週末にはフランス各地でリーグ戦が行われる予定であったが、1部リーグは土曜日の4日の夜と日曜日の5日の夜に夜に試合が予定されていたが、10試合のうちのサンテチエンヌ－ロリアン、ディジョン－バランシエンヌ、ナンシー－レンヌの3試合は試合開始を夜から気温のまだ高い昼の時間帯に早めた。しかしサンテチエンヌのジョフロワ・ギシャール競技場では氷点下4度という条件でキックオフされたが、試合開始10分で寒さのため試合が中断、延期となった。ソショー－リール戦、カーン－オセール戦も寒波によるグラウンドコンディション不良のため延期となった。<br />
　2部リーグは10試合のうち、2月3日夜に予定されていたアンジェ－モナコ戦、2月4日の昼に予定されていたラバル－メッス戦、ツール－ルアーブル戦、6日の夜に予定されていたルマン－ナント戦という西部の内陸部での4試合が延期となった。<br />
　この寒さ、いつまで続くのか。真夏の暑さの赤道直下で行われているアフリカ選手権をテレビ観戦していると、切に寒波の辛さを感じるのである。（この項、終わり）
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1354.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1354.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">フランスリーグ</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">エネルギー</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">サンテチエンヌ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">中断</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">寒波</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">延期</category>
            
            <pubDate>Mon, 06 Feb 2012 17:19:16 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1353回　地殻変動、アフリカ選手権(4)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■過去3大会の成績でシード分け</h2>
<p>　有力国の数々が予選で姿を消しながらも、アフリカ選手権は1月21日に開幕した。今大会のシードは2006年大会以来の過去3大会の成績で決められ、第1シードは開催国の開催国の赤道ギニア、ガボンに加え、ガーナとコートジボワールが入った。第2シードにはアンゴラ、チュニジア、ザンビア、ギニア、第3シードはマリ、セネガル、モロッコ、ブルキナファソ、第4シードはスーダン、リビア、ボツワナ、ニジェールというシード分けとなった。</p>
<h2>■開催国で初出場の赤道ギニア、堂々の決勝トーナメント進出</h2>
<p>　開幕戦は開催国の赤道ギニアがリビアと対戦、終了間際の決勝点で初出場の赤道ギニアは初戦で勝利をあげた。赤道ギニアは第2戦でも強豪セネガル相手にリードし、後半の90分に追いつかれたものの、ロスタイムの94分に決勝点をあげて、連勝し、決勝トーナメント進出を決めた。グループAは3連勝したザンビアが首位、赤道ギニアは最終戦でザンビアに敗れたものの、堂々の決勝トーナメント進出となった。<br />
　グループBも赤道ギニアで行われ、コートジボワールが予選3試合を無失点で3連勝、第1シードの力を示す。コートジボワールに次いで2位となったのはスーダンである。スーダンは1勝1分1敗でアンゴラと並び、アンゴラとの対戦は引き分けだったため、総得失点差の争いとなり、スーダンが1点上回り、決勝トーナメントに進出した。2大会連続出場のブルキナファソは3連敗で早々と大会を去った。</p>
<h2>■ザグレブダービーはチュニジアに軍配</h2>
<p>　ガボンではグループCとDが行われた。ガボンにおける開幕戦はグループCの開催国のガボンが出場し、初出場のニジェールと対戦する。ガボンはニジェールに2－0と快勝し、満員のファンを歓喜させる。第2試合はチュニジアとモロッコというライバル対決、チュニジアが2点先行し、モロッコの反撃を1点におさえ、マグレブ対決を制する。結局この勝利がチュニジアを決勝トーナメントに導く。グループCはガボンが3連勝し、開催国として地元ファンの期待に応える成績で1996年大会以来2回目の決勝トーナメント進出を果たす。2位はチュニジア、3位はモロッコ、そして初出場のニジェールは3戦全敗で苦い経験となった。</p>
<h2>■ガーナとマリが勝ち抜いたグループD</h2>
<p>　グループDは一番遅く始まり、その名もフランスビルという都市で行われた。開催都市の名前通り第1戦はフランスのクラブに所属する選手が活躍した。第1試合では前回の本連載で紹介したジョン・メンサーが決勝点をあげ、ガーナが初出場のボツワナを下す。第2試合ではナンシーに所属するバカイエ・トラオレのゴールでマリがギニアを下した。第1戦を白星で飾った両チームは第2戦で対戦する。かつてレンヌに所属し、現在はアラブ首長国連邦のアルアインに所属するアサモア・ギャンとマルセイユに所属するアンドレ・アイェウの得点でガーナが2勝目をあげる。ギニアもボツワナに勝利したため、決勝トーナメント進出の行方は最終戦までもつれ込んだ。<br />
　引き分け以上ならば決勝トーナメントに進むことができるガーナはギニアと対戦し、前半中盤に先制点、前半のロスタイムにギニアが同点に追いつく。同時刻にキックオフされたマリ－ボツワナ戦は前半は両チーム無得点で折り返す。このまま残り45分が過ぎれば、マリとギニアが勝ち点4で並ぶが、直接対決の結果でマリが2位に滑り込む。しかし、マリは、後半の55分にすでにグループリーグ敗退が決まった初出場のボツワナに先制点を許し、ボツワナは3試合目にして初めてリードを奪う。マリはオセール育ちのギャラ・ダンベレが同点ゴール、そして逆転ゴールを決めたのはマルセイユ育ちのセイドゥ・ケイタである。マリは勝利してガーナとともに決勝トーナメントに進出した。<br />
　決勝トーナメントにはザンビア、赤道ギニア、コートジボワール、スーダン、ガボン、チュニジア、ガーナ、マリが進み、ちょうど半数がフランスから独立した国である。（この項、終わり）</p>
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1353.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1353.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">その他のサッカー</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">アンドレ・アイェウ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ジョン・メンサー</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">セイドゥ・ケイタ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">チュニジア</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">赤道ギニア</category>
            
            <pubDate>Fri, 03 Feb 2012 12:26:50 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1352回　地殻変動、アフリカ選手権(3)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■最大6試合アフリカ選手権の影響を受けるフランスのクラブ</h2>
<p>　前回の本連載はフランスのクラブから61人が今回のアフリカ選手権に出場したことを紹介したが、今度は逆にフランスの各クラブがどれだけ、このアフリカ選手権に選手を送ったかを見てみよう。大会は1月21日に始まり、グループリーグが終わるのが2月1日、決勝トーナメントは2月4日と5日に準々決勝、2月8日に準決勝、決勝は2月12日に行われる。この間のフランスのサッカーカレンダーであるが、1月21日の週末にフランスカップのベスト16決定戦、次の1月28日の週末にリーグ戦第21節、1月31一2月1日にはリーグカップの準決勝、2月最初の4日の週末はリーグ戦第22節、そして2月7日にフランスカップのベスト8決定戦、2月11日の週末にはリーグ戦第24節が行われ、チームによってはアフリカ選手権の影響を6試合にわたって受けることになる。</p>
<h2>■1部20チーム中18チームがアフリカ選手権に選手を派遣</h2>
<p>　61人のフランスのクラブに所属している選手のうち、1部リーグのチームに所属している選手は48人である。2部リーグでアフリカ選手権に選手を輩出しているチームは7チームだけであり、フランスリーグの1部で活躍するレベルではないとアフリカ選手権には出場できないことを示している。最も多くの選手を抱えているチームはモンペリエ、ボルドー、ニース、マルセイユ、レンヌ、サンテチエンヌ、ブレストという1部のクラブがそれぞれ4人の選手をアフリカ選手権に派遣している。1部の20チーム中、アフリカ選手権に選手を送っていないのはアジャクシオとカーンだけである。<br />
　前回大会はニースが8人、マルセイユが4人派遣していたが、主力選手が大量に離脱したニースは大会期間中のリーグ戦では3連敗を喫してしまう。今回はニースのように突出した人数を派遣したチームはないが、アフリカ選手権に選手を派遣したチームが多いことが特徴である。これはフランスのクラブがアフリカの代表クラスの選手に依存はしているものの、シーズン中のアフリカ人選手の大量離脱を考えるとそれほど多くの選手を抱えるわけにはいかず、バランスのとれたチーム編成をしていることの表れであろう。<br />
　また、前回大会は日本のJリーグの浦和レッズからもウィルフリード・サヌがブルキナファソ代表に選出されたが、今回は日本からのアフリカ選手権出場はなく、日本のサッカーファンにとってはさびしい大会となったであろう。</p>
<h2>■6試合に影響を受けるマルセイユとリヨン</h2>
<p>　結局、現在のフランスでアフリカ選手権の影響を最も多く受けることになるチームはフランスカップでもリーグカップでも勝ち残っているマルセイユとリヨンである。マルセイユはシャルル・カボレ（ブルキナファソ）、アンドレ・アイェウ、ジョルダン・アイェウ（以上ガーナ）、スレイマン・ディアワラ（セネガル）の4人。リヨンはジョン・メンサー（ガーナ）、バカリ・コネ（ブルキナファソ）、シディ・コネ（マリ）の3人がアフリカに渡っている。ただし、これ他のうちレギュラーとして定着しているのはマルセイユのアンドレ・アイェウとディアワラ、リヨンのバカリ・コネであり、両チームとも選手層は厚く、影響は大きくはないであろう。</p>
<h2>■影響が大きい2位モンペリエと少ない首位パリサンジェルマン</h2>
<p>　アフリカ選手権の影響が大きいと懸念されるのが現在リーグ2位のモンペリエであろう。4人のアフリカ選手権組のうち、ジャメル・サイヒ（チュニジア）、ユーネス・ベルハンダ（モロッコ）、スレイマン・カマラ（セネガル）はほぼ全試合に出場しており、追う立場としては厳しい。ただ、モンペリエとしてはもし予選が順当な結果であったならばカメルーンのアンリ・ベディモと、ナイジェリアのジョン・ウタカもチームを離脱していたわけであり、そうなっていれば2年前のニースのような厳しい戦いを強いられていたであろう。<br />
　一方、アフリカ選手権の影響をあまり受けなかったのが首位のパリサンジェルマンである。主力は外国人選手であるが南米勢主体である。アフリカ選手権に奪われた選手はコートジボワールのシアカ・ティエネのみであり、マリのモハメド・シソッコは代表から外れた。アフリカ選手権による選手の離脱の多寡がリーグ戦をはじめとするタイトル争いに影響しているのである。（続く）</p>
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1352.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1352.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">その他のサッカー</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ジャメル・サイヒ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">スレイマン・カマラ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">マルセイユ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">モンペリエ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ユーネス・ベルハンダ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">リヨン</category>
            
            <pubDate>Thu, 02 Feb 2012 18:35:19 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1351回　地殻変動、アフリカ選手権(2)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■予選で敗退したフランス語圏の強豪、カメルーンとアルジェリア</h2>
<p>　前回の本連載では28回目を迎える今回のアフリカ選手権で2010年のワールドカップ出場国や、過去に優勝経験のある国が予選で敗退したことを紹介した。フランスサッカーとアフリカの結びつきという点ではどうだろうか。<br />
　今大会の予選で敗退した有力国は、エジプト、カメルーン、ナイジェリア、南アフリカ、アルジェリアなどであろう。このうちカメルーンとアルジェリアはフランスから独立した国であり、フランスリーグで活躍する選手も少なくない。</p>
<h2>■フランス語圏から9チームが出場</h2>
<p>　一方、今大会に初出場した3か国のうち奇跡の予選突破を果たしたニジェールはアフリカの年といわれる1960年にフランスから独立している。そして今回が4回目の出場となるガボン、7回目の出場となるマリ、8回目の出場となるブルキナファソも同じく1960年にフランスから独立しており、独立50周年を飾っている。さらに、今回が10回目以上の出場となる常連の7か国のうち、コートジボワール、セネガル、ギニア、チュニジア、モロッコの5か国はフランスから独立している。すなわち出場16か国のうち半数以上の9か国はフランスから独立した国であり、従来通りフランス色の強い大会である。<br />
　他方、今回予選落ちした有力国であるエジプト、ガーナ、南アフリカはいずれも英国から独立している。今大会の出場国のうち、英国から独立した国は初出場のボツワナ、8回目出場のスーダン（エジプトと英国から独立）、常連国のザンビアとガーナの4か国だけであり、どちらかというとフランスよりも英国のほうがアフリカ選手権からは遠くなってしまったといえるであろう。<br />
　近年はフランスから独立した国の選手が必ずしもフランスリーグで活躍するわけではなくなってきている。これは欧州のトップレベルの各国が優秀なタレントを国を問わず発掘して獲得しているからである。</p>
<h2>■61人がフランスのクラブに所属</h2>
<p>　さて、今回のアフリカ選手権に出場する選手のうち、フランスのクラブに所属している選手の数は61人になる。本連載でも毎回フランスのクラブに所属する選手の数を紹介してきたが、前回の2010年大会は59人、前々回の2008年大会は60人である。2004年大会の77人、2006年大会の72人には及ばないが、近年は60人前後の選手がフランスからアフリカ選手権に出場している。<br />
　国別にこの数字を見ていくと一番多いのはマリの13人、続いてセネガルの10人、ガボンの8人といったところが目立つ。いずれもフランスから独立したフランス語圏であるが、フランスから独立した残り6か国もフランスのクラブで活躍する選手がおり、コートジボワール6人、ブルキナファソ5人、チュニジア、モロッコ、ギニアはそれぞれ4人、ニジェールは2人となっており、フランス語圏9か国から56人の選手がフランスリーグに所属している。<br />
　逆に、フランス以外から独立した7か国のうち、フランスのクラブに所属している選手がいるのはガーナに5人いるだけである。</p>
<h2>■フランス語圏以外に目立つ国内組</h2>
<p>　ガーナ以外の6か国にはフランスのクラブに所属している選手はいない。もう少し正確にいうならば、これらの国の代表選手が英国（イングランド）など旧宗主国のクラブに所属しているというわけでもない。フランス以外の国から独立した国の代表メンバーは、アンゴラとポルトガル、赤道ギニアとスペインのように旧宗主国のリーグに約半数が所属しているケースもあるが、欧州などの国外のクラブに所属するのではなく、自国のクラブに残っているケースが多い。例えば、リビアやボツワナは半分以上が国内組であり、スーダンは23人のメンバー全員が国内のクラブに所属している。また注目すべきは英国から独立したザンビアで、国内のクラブに所属する選手は6人だけであるが、英国のクラブに所属する選手はおらず、欧州組はスイスとロシアのクラブに所属している選手が1人ずついるだけである。国外組のほとんどは南アフリカやコンゴ民主共和国のクラブに所属し、本連載第1337回で紹介した躍進著しい中国のクラブにも2人が所属している。<br />
　このように見てくると予選の段階で地殻変動のあった今回のアフリカ選手権であるが、フランスに関してはこれまで通りアフリカとの絆を継続しているのである。（続く）</p>
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1351.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1351.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">その他のサッカー</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ザンビア</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">スーダン</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">セネガル</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">フランス語圏</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">マリ</category>
            
            <pubDate>Tue, 31 Jan 2012 15:07:42 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1350回　地殻変動、アフリカ選手権(1)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■偶数年の初めに開催されるアフリカ選手権</h2>
<p>　今年はオリンピックイヤーである。ワールドカップイヤーと合わせて偶数年の初めのサッカーイベントがアフリカ選手権である。本連載でも継続して紹介しているが、フランスリーグにはアフリカ出身の選手が多数所属していること、そして多くのアフリカ出身、あるいはアフリカにルーツを持つ人々が多数フランス国内で生活していることから、アフリカ選手権はフランス国内では非常に大きな注目を集める。さらに、この大会は欧州のリーグ戦の最中に行われ、フランスリーグもその例外ではないことからチームによっては主力選手が1月近く離脱する中でリーグ戦を戦わなくてはならず、リーグ戦にも大きな影響を与える。このような理由によりフランスでアフリカ選手権は特殊な意味を持っていた。</p>
<h2>■有力国が次々と予選で姿を消す</h2>
<p>　「持っていた」と過去形で表現したのは、今回のアフリカ選手権がこれまでとは少々異なる様相を呈すからである。それはまず今回の出場国である。今回で28回目を迎えるアフリカ選手権であるが、開催国のガボンと赤道ギニアに加え、予選を勝ち抜いたボツワナ、コートジボワール、ブルキナファソ、セネガル、ギニア、ザンビア、リビア、ガーナ、アンゴラ、マリ、ニジェール、チュニジア、モロッコ、スーダンの14か国、合計16か国がアフリカ王者を目指す。<br />
　この16か国の名前には前回優勝でこれまでに7回の最多優勝を誇るエジプト、アフリカの雄としてワールドカップで活躍してきたカメルーンやナイジェリア、2010年のワールドカップを開催した南アフリカなどのビッグネームがない。2010年のワールドカップにアフリカの代表として出場した5チーム（南アフリカ、カメルーン、ガーナ、コートジボワール、ナイジェリア、アルジェリア）のうち、3分の2の南アフリカ、カメルーン、ナイジェリア、アルジェリアは予選で姿を消している。また、前回大会に続いて連続出場した国も8か国だけである。11グループに分かれた予選で第1シードとなった国の中で本大会出場を逃したのはエジプトの他、ナイジェリア、アルジェリア、カメルーンと大荒れの予選であった。</p>
<h2>■赤道ギアナ、ボツワナ、ニジェールは初出場</h2>
<p>　このようにこれまでのアフリカサッカーをリードしてきた強豪国が次々と予選落ちしたことは今大会の特徴である。逆に今大会が初出場となった国が赤道ギアナ、ボツワナ、ニジェールと3チームある。まず赤道ギアナは開催国として初出場を果たした。ボツワナは4チームで構成される予選で第4シードでありながら、第1シードのチュニジアを抑え堂々の首位で予選を突破した。そしてニジェールはグループDの第4シードであった。グループDはニジェール以外に第1シードのエジプト、第2シードの南アフリカ、第3シードのシエラレオネというメンバーがそろい、エジプトと南アフリカという強豪国が同居する厳しいグループであった。ニジェールはこのグループでホームは3戦全勝、アウエーは3戦全敗であり、勝ち点9で南アフリカ、シエラレオネと3か国が並び、2006年大会から3連覇中のエジプトは1勝2分3敗で最下位となってしまう。勝ち点9で並んだ該当国間の戦績で2勝2敗のニジェールは1勝2分1敗の南アフリカとシエラレオネを抑えて首位で本大会出場を勝ち取り、今大会予選の大きな驚きとなった。</p>
<h2>■初出場国以外にもフレッシュなメンバーがそろう</h2>
<p>　これまでの27回の大会で優勝経験のある国は13か国であるが、そのうち今大会に出場しているのはガーナ（優勝4回）、スーダン、コートジボワール、モロッコ、チュニジア（それぞれ1回）のわずか5か国である。3か国の初出場国以外に大会出場経験の少ない国の姿も目立つ。出場回数が1桁となるのは先述の初出場3か国に加え、リビア（3回目）、ガボン（4回目）、アンゴラ（6回目）、マリ（7回目）、スーダン、ブルキナファソ（以上8回目）と出場国の半数以上の9か国に上る。このようなフレッシュなメンバーが赤道直下の2か国に集ったのである。（続く）</p>
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1350.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1350.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">その他のサッカー</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">アルジェリア</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">エジプト</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">カメルーン</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ナイジェリア</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ニジェール</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ボツワナ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">南アフリカ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">赤道ギアナ</category>
            
            <pubDate>Mon, 30 Jan 2012 19:07:39 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1349回　室内球技の華、ハンドボール(3)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■第1ラウンドの成績も通算される第2ラウンド</h2>
<p>　前回の本連載では人気実力とも誇るハンドボールのフランス代表が欧州選手権の第1ラウンドでスペインとハンガリーに敗れながらも第2ラウンドに進出したことについて紹介した。ハンドボールの世界選手権、欧州選手権の大会方式はまず第1ラウンドを行い、その上位チームが第2ラウンドに進出する。この際、別の第1ラウンドを戦ったグループと合体して行われ、第2ラウンドでは第1ラウンドで対戦しなかったチームとのみ試合が行われ、第1ラウンドでの成績と合わせて決勝トーナメント進出が決定する。<br />
　フランスの所属するグループCで勝ち抜いた3チームは、グループDで勝ち抜いた3チームとともにグループ2を形成する。グループ2のメンバーはグループCからスペイン、ハンガリー、ロシア、グループDからクロアチア、アイスランド、スロベニアである。第1ラウンドでの結果も通算されるため、第2ラウンド開始の段階で各チーム2試合ずつ消化している。フランスは第1ラウンドでスペイン、ハンガリーに敗れているため、0勝2敗という最低の成績からスタートすることになる。</p>
<h2>■最下位からスタートするフランス</h2>
<p>　グループ2の開始段階での順位は1位クロアチア（勝ち点4、得失点差＋4）、2位はスペインとハンガリー（3、＋3）、4位はスロベニア（2、0）、勝ち点ゼロはアイスランドとフランスであるが、得失点差－4のアイスランドが5位であり、フランスは得失点差－6で最下位である。近年の国際大会で優勝を続けているフランスにとってこの結果はまさかの成績である。<br />
　第2ラウンドの上位2チームが準決勝に進出する。すなわち、フランスは優勝をするためには2位までに入らなくてはならず、すでに2位との勝ち点差は3、1勝1分に相当する勝ち点の差を残り3試合で詰めなくてはならない。さらに、2位で並ぶスペインとハンガリーは第1ラウンドで戦っており、直接対決がないのも追うフランスにとっては痛手である。</p>
<h2>■スロベニアに勝利するも最下位脱出ならず</h2>
<p>　フランスの初戦は1月22日の夕方、グループDで2位だったスロベニアとの対戦である。この日フランスは第2試合の登場となる。第1試合では目標である2位のハンガリーがアイスランドに21－27と敗れている。このハンガリーの敗北はフランスにとって追い風である。しかし、フランスは開始直後から波に乗ることができず、常にスロベニアにリードを許す展開となる。もしフランスがこのスロベニア戦を落とすとなると、上位チームが残り2試合連敗し、フランスが連勝しても、現在の中位チームがフランスよりも上にくる可能性がある。フランスは何とか食い下がり、14－15と1点差でハーフタイムを迎える。後半に入ってようやく調子が出てきたフランスは、最終的にスロベニアを28－26と2点差で下した。フランスは勝ち点2となり、スロベニア、アイスランドと並んだが、得失点差で相変わらず最下位のままで第2戦を迎えることになったのである。</p>
<h2>■クロアチアに敗れ、9大会連続でストップした準決勝進出</h2>
<p>　1月24日に行われた第2戦もまたフランスは第2試合である。第1試合でスペインはアイスランドを下し、勝ち点を7に伸ばし、準決勝進出を早々と決定する。第2試合に登場するフランスの相手はクロアチアである。クロアチアはグループDの首位であり、前回大会の決勝でのフランスの対戦相手である。クロアチアはこのフランス戦で勝利すれば決勝トーナメント進出が決定し、フランスは引き分け以下だと第2ラウンド敗退第1号となる。このような緊張感の中で試合は始まった。フランスはこの試合も先行を許し、前半半ばの15分経過したところで4－10とリードを許す。そしてスロベニア戦同様追い上げて前半は12－11とかろうじて1点のリードで折り返す。後半に入っても序盤はフランスのペースだったが、中盤にクロアチアの猛攻を受け、あっという間に逆転され、結局22－29と今大会で一番の差をつけられて敗れてしまう。<br />
　フランスは第2ラウンド敗退が決まり、主要国際大会でフランスが準決勝に残ることができなかったのは実に2004年の欧州選手権以来のことである。同年夏のアテネオリンピック以来9大会連続で争ってきた準決勝に届かず、夏のロンドンにこの悔しさをぶつけるのである。（この項、終わり）</p>
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1349.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1349.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">その他のスポーツ</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">クロアチア</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">スペイン</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">スロベニア</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ハンドボール</category>
            
            <pubDate>Fri, 27 Jan 2012 18:10:12 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1348回　室内球技の華、ハンドボール(2)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■セルビアで開催される欧州選手権</h2>
<p>　前回の本連載では数ある室内球技のうち、フランスではハンドボールに人気が高く、それはオリンピック、世界選手権、欧州選手権という主要国際大会で4大会連続で優勝しているという実績からきていることを紹介した。オリンピックイヤーの今年は1月中旬からセルビアで欧州選手権が開かれる。<br />
　この欧州選手権の出場チームは開催国のセルビア、前回優勝のフランスに加え予選を勝ち抜いた14チームの合計16チームが参加する。4チームずつ4つのグループに分けてグループリーグを戦った。</p>
<h2>■過去3戦連続引き分けのスペインに敗れるスタート</h2>
<p>　フランスはグループ分けの時点で第1シードになり、フランスの所属するグループCは、セルビアで首都ベオグラードに次ぐ第二の都市であるノビ・サドで行われ、第2シードのハンガリー、第3シードのスペイン、第4シードのロシアがおり、スペイン、ロシア、ハンガリーの順に対戦する。フランスの初戦は1月16日に行われたが、スペインは因縁の相手である。これまでの両国の戦績は75戦して33勝33敗9分と全くの五分である。スペインと直近の対戦は本連載第1210回でも紹介した昨年の世界選手権の第1ラウンドである。終了5分前までフランスは4点をリードしていたが、追いつかれドローとなっているが、実は最近の3試合はすべて引き分けており、実力は伯仲している。<br />
　ノビ・サドの誇るSPENSスポーツセンターは1万1000人収容の堂々たる体育館であり、フランスでこれ以上の規模の体育館は前回の本連載で紹介したベルシー総合体育館だけである。この大体育館にフランス代表は初戦を戦ったが、スペインもフランスに対しては自信を持っているようであり、特に守備陣が序盤健闘し、フランスは思ったように得点をあげることができない。逆にスペインが得点を重ね、フランスは0－6とリードを許してしまう。その後フランスは逆転した時間帯もあるが、前半は13－15と2点のビハインド。後半もフランスは積極的に試合を進めるがスペインの堅守が光り、結局26－29と3点差で敗れてしまう。フランスは3大国際大会では1993年の世界選手権のスイス戦以来、実に19年ぶりに黒星スタートとなったのである。</p>
<h2>■ロシアには一度もリードを許すことなく順調に勝利</h2>
<p>　まさかの黒星発進となったフランスは2日後のロシア戦は順調に試合を進め、前半は13分まで無失点、逆に得点を重ねて、終盤に3点連取されたが、16－11と5点リードで折り返す。後半に入ってもその差を詰められることはなかった。60分間一度もリードを許すことなく、28－24と勝利する。</p>
<h2>■ハンガリーに敗れるが、第2ラウンドに進出</h2>
<p>　そして第1ラウンドの最終戦の相手はハンガリーである。会場のノビ・サドはハンガリーに地理的に近いこともあり、ハンガリーの試合には多くのファンが詰めかける。この声援に後押しされ、ハンガリーは初戦のロシア戦は31－31と引き分けたが、第2戦ではフランスが敗れたスペインと24－24のドロー、2引き分けで王者フランスと対戦する。このハンガリー戦でフランスは23－26と敗れてしまう。3試合で1勝2敗と負け越したわけであるが、ハンドボールの大会はグループリーグで上位2チームだけが決勝トーナメントなど次のステージに進出するサッカーなどと異なり、最下位を除く上位3チームが第2ラウンドに進出することができるため、フランスは最下位を免れ、次の第2ラウンドに進出する。<br />
　しかし、このフランスの第2ラウンド進出は冷や汗ものであった。グループCは各チームとも2試合を終えた段階でスペインが首位で勝ち点3（勝ち点は勝ちは2、引き分けは1、負けは0）、2位はフランスとハンガリーで勝ち点2、ロシアが最下位で勝ち点1であった。最終日は第1試合としてスペイン－ロシア戦が行われ、引き続き第2試合で上位シード国の対戦であるフランス－ハンガリー戦が行われた。第1試合でスペインがロシアに30－27と勝利し、ロシアは勝ち点1にとどまり、この時点で勝ち点2のフランスの第2ラウンドが決定したわけであり、もし第1試合と第2試合の順番が逆であったならば、フランスのファンは肝を冷やしてスペインとロシアの戦いを観戦したであろう。（続く）</p>

]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1348.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1348.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">その他のスポーツ</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">スペイン</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ハンガリー</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ハンドボール</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">欧州選手権</category>
            
            <pubDate>Sun, 22 Jan 2012 22:18:59 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1347回　室内球技の華、ハンドボール(1)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■室内競技で人気のあるハンドボール</h2>
<p>　ピッチの上では熱い戦いが続くが、厳しい寒さが続き、寒風吹きすさぶスタジアムへの足が遠のくもの仕方ない。テレビでサッカー観戦をすることも可能であるが、やはりライブで試合を見たいものである。このような季節は室内で行われる球技の試合に足を運びたくなるものである。室内球技というとバスケットボール、バレーボール、ハンドボールがあるが、本連載でたびたび紹介している通り、フランスではハンドボールが圧倒的な人気がある。ハンドボール人気はその安定した実力に起因しているといえるであろう。</p>
<h2>■主要国際タイトルで4連覇中のフランス男子代表</h2>
<p>　ハンドボールの主要タイトルは3つ、オリンピック、世界選手権、欧州選手権である。世界選手権は2年ごとに奇数年に行われ、欧州選手権は2年ごとに偶数年に行われる。すなわち、毎年世界選手権もしくは欧州選手権が行われ、4年に1回、オリンピックイヤーには年初に欧州選手権、夏にオリンピックが行われる。<br />
　2000年代に入ってからのこの3大大会でのフランスの戦績であるが、2000年欧州選手権4位、2000年オリンピック6位、2001年世界選手権優勝、2002年欧州選手権6位、2003年世界選手権3位、2004年欧州選手権6位、2004年オリンピック4位、2005年世界選手権3位、2006年欧州選手権優勝、2007年世界選手権4位、2008年欧州選手権3位、2008年オリンピック優勝、2009年世界選手権優勝、2010年欧州選手権優勝、2011年世界選手権優勝と15大会中6大会で優勝、しかも直近の4大会で3連覇と素晴らしい成績を残している。これほどフランスが国際的にいい成績を残している団体球技はないであろう。</p>
<h2>■ベルシーの主、ハンドボールの代表チーム</h2>
<p>　その結果としてフランス国内においてフランス代表の試合には数多くの観衆が集まる。今年はオリンピックイヤーということもあり、年初に欧州選手権がセルビアで行われ、夏にはオリンピックが英国のロンドンで開催される。欧州選手権はオリンピックを占う位置づけとなる。欧州選手権は1月15日からセルビアの4都市5会場で行われるが、欧州選手権に向けてフランス代表はベルシー総合体育館で1月10日と12日にノルウェーを招いて親善試合を行った。この連戦でフランスは35－29、28－24と連勝し、いずれの試合も満員の観衆の中で行われ、大声援を送るファンを満足させた。
今世紀に入ってからフランス代表はベルシー総合体育館で30試合行っているが、そのうち20試合でフランス代表は1万人以上の観客を動員している。これは他の競技と比較すると明らかな違いがあり、バスケットボールは2004年を最後にこのフランス最大の室内競技場で試合を行っていない。ロンドンオリンピック直前の壮行試合でスペイン代表を迎えるのが、実に8年ぶりのベルシー登場となる。<br />
　バレーボールもワールドリーグで毎年のようにベルシー総合体育館を使用しているが観客動員はハンドボールの半分程度である。唯一健闘しているのがアイスホッケーである。アイスホッケーでこのベルシー総合体育館を利用することは珍しかったが、昨年4月にカナダ代表を招いて行った親善試合では1万2000人の観客を集めている。そして球技以外ではフィギュアスケート、テニスのベルシートーナメントで多くの観衆を集めることがあるが、球技ではハンドボールの独壇場である。</p>
<h2>■改装計画のあるベルシー総合体育館</h2>
<p>　1984年にセーヌ右岸に鳴り物入りで建設されたベルシー総合体育館であるが、すでに建築後30年近くなり、当時1万5000人収容という数字は欧州で3番目の収容力であったが、現在は欧州でようやく20傑に入るのが精いっぱいである。またベルシー以外にフランスでは目立った体育館がなく、大きなイベントを開催することができない。ベルシー総合体育館は2015年には収容人員を1万7500人収容とする改装計画がある。この改装計画もハンドボールのフランス代表の好成績によるところが大きい。<br />
　次回からは1月15日に開幕した欧州選手権の模様を紹介しよう。（この項、続く）</p>
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1347.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1347.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">その他のスポーツ</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ハンドボール</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ベルシー総合体育館</category>
            
            <pubDate>Thu, 19 Jan 2012 19:41:26 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1346回　リーグカップのベスト4はマルセイユ、ニース、ロリアン、リヨン</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■フランスカップの直後に行われたリーグカップ準々決勝</h2>
<p>　前回までの本連載では、1部勢にとって年が改まって最初の公式戦であるベスト32決定戦について紹介し、5チームが下部リーグのチームに敗れるジャイアントキリングが起こったことを紹介した。ベスト32決定戦を勝ち抜いたチーム、負けてしまったチームもリーグ戦の再開に向けて余念のないところであるが、リーグ戦の再開は1月14日、それまでの間にリーグカップの準々決勝がある。したがってチームによってはリーグ戦再開までにフランスカップベスト32決定戦とリーグカップ準々決勝とカップ戦2試合を戦うことになる。<br />
　さて、1月10日と11日に行われたリーグカップ準々決勝であるが、8チームの内訳は1部7チーム（マルセイユ、カーン、ニース、ディジョン、ロリアン、リヨン、リール）に加え、唯一2部からはルマンが残っている。本連載ではリーグ戦開幕直前に行われた2部以下のチームで争われる1回戦と2回戦について第1273回と第1274回でとりあげた。</p>
<h2>■明暗の分かれた欧州カップ出場6チーム</h2>
<p>　8月の末から9月初めにかけて2回戦までを勝ち抜いた6チームと1部勢のうち欧州カップに出場している6チームを除く14チームを加えてベスト16決定戦が行われ、1部7チームと2部3チームが勝ち残る。<br />
　10月下旬には欧州カップに出場している6チーム（リール、マルセイユ、リヨン、パリサンジェルマン、レンヌ、ソショー）も加わり、争われた。このベスト8決定戦が初戦となった欧州組のうち、マルセイユ、リヨン、リールというチャンピオンズリーグに出場している3チームは勝ち抜いたものの、ヨーロッパリーグに出場している3チームは、パリサンジェルマンがディジョンに、レンヌがルマンに、ソショーがニースに敗れ、3チームとも姿を消すという対照的な結果となった。</p>
<h2>■2月半ぶりに行われる準々決勝</h2>
<p>　このベスト8決定戦を勝ち抜いた上記の8チームがほぼ2月半ぶりにリーグカップ戦を戦ったのが準々決勝である。1つのタイトルで試合の間隔が2月半も開くことはこのリーグカップのベスト8決定戦と準々決勝、そして1月31日と2月1日に予定されている準決勝と4月14日に行われる決勝の間くらいであろう。<br />
　この準々決勝を語るうえで、忘れてはならないのがその3日くらい前に行われたフランスカップの準々決勝との関係である。1部勢7チームだけではなく唯一2部から残ったルマンもフランスカップを戦ったばかりである。ベスト8のメンバーのフランスカップの戦績は5勝3敗である。しかしその5勝のうち、プロチームに勝利したのは1チームもなく、アマチュア相手の勝利だけである。一方3敗はいずれも2部以上のプロ相手のものばかりである。すなわち骨のある相手に勝利したばかりのチームは皆無という中で第3のタイトルのベスト4が決まる。</p>
<h2>■注目の上位対決はリヨンが勝利</h2>
<p>　マルセイユはカーンに乗り込み、超満員の観衆の中で3－0と勝利する。3日前のフランスカップのトロワ戦に続き、カーンは本拠地でカップ戦で連敗した。ルマンはブルターニュ勢のロリアンを迎えたが、0－1と惜敗する。ルマンもまた5日前のカップ戦のバランシエンヌ戦に続いて地元で連敗となった。<br />
　一方、それ以外の2試合は1部勢同士の対戦であり、フランスカップを勝ち抜いたチーム同士の戦いとなった。ニースとディジョンの戦いはディジョンが先行し、ニースが2回とも追いつくという展開で2－2と言うスコアで延長戦に入る。延長後半の116分にPKでディジョンが勝ち越したが、ニースもその2分後に追いつき、驚異の粘りを見せたニースがPK戦を制して準決勝に進んだ。<br />
　そして欧州組同士の戦いとなったリヨン－リール戦であるが、リールが先制し、リヨンはキム・カールストロームが同点ゴール、そして勝ち越し点をあげたのは4日前のフランスカップでもハットトリックを決めたリサンドロ・ロペスである。<br />
　マルセイユ、ニース、ロリアン、リヨンと言う1部勢が準決勝に進出したのである。（この項、終わり）</p>

]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1346.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1346.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">リーグカップ</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ニース</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">マルセイユ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">リサンドロ・ロペス</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">リヨン</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ロリアン</category>
            
            <pubDate>Mon, 16 Jan 2012 15:49:22 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1345回　1部勢が参戦、新春のフランスカップ(4)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■リヨン・ダービー、リヨン・デュシェールとオランピック・リヨネが対戦</h2>
<p>　1月6日に始まったフランスカップのベスト32決定戦、金曜、土曜と2日間で1部勢は15チームが登場し、1部勢同士の戦いで敗れた2チームを含め、6チームが姿を消している。8日の日曜日には5チームが参戦、前日のマルセイユに続き、リヨン、パリサンジェルマンという人気チームが登場する。リヨンの相手はCFAに所属しているリヨン・デュシェールである。リヨン・デュシェールはリヨンにあるアマチュアチームであるが、リヨンでは本連載ではリヨンと表記しているオランピック・リヨネに次ぎナンバー2の位置にある。リヨンにあるチームということで両チームはつながりがあり、オランピック・リヨネの下部組織で育成されながらプロ契約に至らず、アマチュアのリヨン・デュシェールに所属している選手も多い。逆に現在はスペインのバルセロナに所属しているがリヨンの黄金期を支えたエリック・アビダルのようにリヨン・デュシェール出身でオランピック・リヨネとプロ契約した選手もいる。4部に相当するCFAで現在リヨン・デュシェールは現在2位、1位はオランピック・リヨネのアマチュアチームであり、リーグ戦のライバルの兄貴分とカップ戦で対戦するという願ってもないダービーマッチとなった。リヨン・デュシェールは6年前のフランスカップではバスト32決定戦でトゥールーズを破った実績もある。リヨン・デュシェールのホームゲームであるが、舞台はオランピック・リヨネの本拠地であるジェルラン競技場である。<br />
　このダービーマッチ、主役はオランピック・リヨネのリサンドロ・ロペスであり、開始早々の4分に先制点を入れると29分、37分と連続して得点をあげ、ハットトリック。対するリヨン・デュシェールの反撃を1点におさえ、3－1と勝利してベスト16に進出した。</p>
<h2>■南米勢がパリサンジェルマンのカルロ・アンチェロッティ新監督を救う</h2>
<p>　パリサンジェルマンは、アントワン・コンブアレ監督に代わり、カルロ・アンチェロッティ新監督を迎えて、2012年が始まった。アンチェロッティ新監督の初陣は5部に相当するCFA2部のロクミネとの対戦である。人気チームとの対戦とあって、人口4,000人のロクミネは近隣のロリアンの本拠地イブ・アランマ競技場を借用する。ロリアンは前回の本連載で紹介しているように前日に2部のルアーブルに敗れている。すなわち、この競技場で今季フランスカップで本来の主の姿を見ることはもうないわけである。イブ・アランマ競技場は今季最多の1万8000人を超える観衆が集まった。<br />
　パリサンジェルマンはリヨンのように楽な試合展開ではなかった。前半は両チーム無得点、立錐の余地もない超満員の観衆はジャイアントキリングを期待する。パリサンジェルマンの窮地を救ったのもリヨンのリサンドロ・ロペス同様アルゼンチン人であった。53分にハビエル・パストーレが均衡を破る先制点、しかし72分にはシソッコがペナルティエリア内でファウルを犯し、PKを決められて同点になる。そして延長戦かと思われた93分、ウルグアイ代表のディエゴ・ルガーノが値千金の勝ち越しゴールを決める。</p>
<h2>■ナショナルリーグ勢以上には負け越した1部勢</h2>
<p>　これ以外の1部勢はエビアンが2部のメッスにPKで勝利し、モンペリエは6部に相当するDHのプリ・レ・メジエールに4－0と勝利する。しかしながらトゥールーズはナショナルリーグのGFCOアジャクシオに敗れてしまう。結局下位リーグのチームと対戦した1部勢の戦績は11勝5敗である。さらに言うならば2部勢相手の場合は2勝3敗と負け越し、ナショナルリーグ勢との対戦は2勝2敗であり、3部リーグ以上のチームとの対戦では負け越しているのである。</p>
<h2>■2部降格の名門モナコも姿を消す</h2>
<p>　さて、64チームの最後に登場したのが2部のモナコとアンジェである。本連載第1338回で紹介している通り、数々の栄光を持つモナコは2部でも下位低迷している。しかし、フランスカップだけでは勝ち残っている。この日もアンジェうに先制を許すが、主将の元フランス代表で主将のルドビック・ジュリの2得点で2たび追いつき、延長戦へ持ち込むかと思われたが、後半終了間際にPKで勝ち越しを許し、3－4と敗れてしまい、他の2部の名門同様姿を消したのである。（この項、終わり）</p>
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1345.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1345.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">フランスカップ</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">カルロ・アンチェロッティ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ダービーマッチ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">パリサンジェルマン</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">モナコ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">リヨン・デュシェール</category>
            
            <pubDate>Sun, 15 Jan 2012 21:16:13 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1344回　1部勢が参戦、新春のフランスカップ (3)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■ニースもオセールも初戦を突破</h2>
<p>　フランスカップベスト32決定戦、32試合のうち最初の3試合に登場してきた1部勢のバランシエンヌとディジョンが2部のチーム相手に勝利した。そして1月7日の土曜日の夕方に登場したニースはCFA2部のマルクを下し、オセールは延長戦の末に同じくCFA2部のシャンブリを振り切っており、1部勢の登場は4連勝とまずまずの成績を残した。</p>
<h2>■初戦で姿を消したロリアン、ブレストのブルターニュ勢</h2>
<p>　1部勢で最初につまずいたのはロリアン、ブレストというブルターニュ勢である。18時にキックオフされた試合でロリアンは2部のルアーブルと対戦する。点の取り合いとなり、先行したのはルアーブル、ロリアンも負けじと2得点を奪って逆転、さらに今度はルアーブルが2点連取し再逆転となる。後半の60分にロリアンはPKを決めて追いついたが、ルアーブルは80分に決勝点をあげ、4－3というスコアで勝利した。そして中西部のナショナルリーグのニオールと対戦したブレストは前後半に1点ずつ奪われて0－2と完敗、2つ下のカテゴリーのチームに敗れてしまう。</p>
<h2>■ソショー、カーンも初戦敗退</h2>
<p>　この1月7日にはこれ以外に1部のチームが8チーム登場する。そのうち4チームは1部勢同士の戦いとなり、残りの4チームは下部リーグのチームの挑戦を受ける。<br />
　下部リーグの挑戦を受けた4チームであるが、このうちソショーとカーンは、ジャイアントキリングに遭遇してしまった。ソショーはコルス島のバスティアと対戦した。バスティアは1981年にフランスカップで優勝したことがあり、準優勝は1972年と2002年の2回がある。また、1992年のフランスカップ準決勝で起こったバスティアの悲劇から20年、リーグ戦よりもカップ戦で記憶と記録に残るチームであり、今季ナショナルリーグから2部へと復帰したばかりである。ソショーはアルマン・チェザーリ競技場と改名したバスティアの本拠地で開始早々に失点したのを皮切りに得点を許し、1－4と惨敗してしまう。<br />
　そしてもう一つ、この夜でフランスカップから去ったのが、2部のトロワと戦ったカーンである。カーンはリーグ戦では11月6日の第13節から6試合連続で勝ち星から見放され、リーグ戦は順位を14位と落として折り返している。カーンはホームのミシェル・ドルナノ競技場で戦うが、フランスカップの初戦とはいえ、観衆はわずか2,000人、これには理由がある。3日後の1月10日にはもう一つのカップ戦であるリーグカップの準々決勝でマルセイユを迎えるからである。このさびしいスタンドが選手の士気に影響したのか、相手のトロワに前半2点先行を許してしまう。後半に追い付き、試合は延長戦へともつれこむ。しかし延長前後半に1店ずつ失点し、2－4と敗れてしまう。</p>
<h2>■スタッド・ド・フランスの5万観衆の前で大勝したマルセイユ</h2>
<p>　残りのリールとマルセイユは初戦を突破したが、リールはDHのシャンティに6－0、マルセイユはナショナルリーグのレッドスターに5－0とそろって大勝した。マルセイユの戦いについては少々解説が必要であろう。<br />
　パリ近郊のサントゥーアンを本拠地とするレッドスターは、ワールドカップ生みの親であるジュール・リメが創設したクラブで、かつて日本代表監督も務めたフィリップ・トルシエも所属した名門クラブである。フランスカップでは5回の優勝、今季は70年ぶり6回目の優勝を狙いたいところであるが、リーグ戦ではナショナルリーグで18位である。今回のベスト32決定戦でマルセイユとの対戦を引き当て、スタッド・ド・フランスでの試合開催を決定した。レッドスターの最前線にはかつてマルセイユで活躍したスティーブ・マルレがおり、スタッド・ド・フランスは5万人を超える観衆が集まった。今季のフランス国内のクラブのサッカーで5万人以上が集まったのはこれが初めてである。異様な雰囲気の中で行われたこの試合、躍動したのはマルセイユで会った。次々とゴールを重ね、本拠地の収容人員が改修による削減のため、今季最高の観衆の中で見事に勝利を挙げたのである。（続く）</p>
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1344.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1344.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">フランスカップ</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">スタッド・ド・フランス</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ソショー</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">バスティアカーン</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">マルセイユ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">レッドスター</category>
            
            <pubDate>Wed, 11 Jan 2012 19:11:29 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1343回　1部勢が参戦、新春のフランスカップ (2)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■例外的に勝ち残ったモナコ</h2>
<p>　前回の本連載では昨年11月に行われた7回戦（ベスト128決定戦）、12月に行われた8回戦（ベスト64決定戦）において敗れた2部の6チームの中に、過去に1部リーグ優勝やフランスカップ優勝の経験があるナント、スタッド・ド・ランス、RCランス、ギャンガンが含まれていることを紹介した。また、今季2部に降格したRCランス、アルル・アビニョンが早くも姿を消したことを紹介した。その一方、今季2部に降格し、過去に多数のタイトルを獲得したことのあるモナコは7回戦、8回戦と勝ち抜いてベスト32決定戦に駒を進めてきた。</p>
<h2>■ベスト32決定戦の組み合わせ</h2>
<p>　これら2部チーム14チーム、それ以下のリーグに所属する30チームと初参戦となる20チームの1部勢の間で1月6日からベスト32決定戦が行われた。組み合わせは年末に行われ、1部20チームのうち、1部勢同士の対戦となったチームが4チームある。レンヌ－ナンシー、サンテエチエンヌ－ボルドーと言う2試合が1部勢同士の対戦となった。それ以外の16チームは下部リーグのチームの挑戦を受ける形になったが、2部勢との対戦が5チーム、3部に相当するナショナルリーグ勢との対戦が5チームとなった。そして4部に相当するCFAのクラブとの対戦はなく、5部に相当するCFA2部との対戦が3チーム、さらに6部に相当するDHとの対戦が3チームとなった。</p>
<h2>■フランスカップの隠れたスペシャリスト、クビリー</h2>
<p>　1月6日からフランスカップは始まったが、この日は公現節であり、国内の各家庭ではガレット・デ・ロワがテーブルに置かれ、今年一年の運勢試しとなる。その夜に戦うチームは4チーム、まさに今年1年を占う気持ちでピッチに立ったであろう。<br />
　最初にベスト32決定戦を戦ったのはナショナルリーグのクビリーとDHのレンヌTAである。クビリーについては本連載第1086回で紹介している通り、2年前のフランスカップでは準決勝に進出しており、4年前にもベスト32決定戦に進出しており、近年のフランスカップではかなりの頻度で年を越している「隠れたカップ戦のスペシャリスト」である。そしてレンヌTAは前回の本連載で紹介した通り8回戦でナントを下している。このように2012年のフランスサッカーの幕開けは下位リーグに所属しながらフランスカップを象徴するようなチームの顔合わせとなったのである。レンヌで行われたこの試合、3,000人のファンの前で熱戦が繰り広げられ、120分間戦っても両チームノーゴール、結局PK戦で5人全員が成功させたクビリーが2年ぶりのベスト32に進出したのである。</p>
<h2>■バランシエンヌ、ディジョンが白星で発進した1部勢</h2>
<p>　そしてレンヌでのフランスカップ巧者同士の戦いより30分遅れ、20時30分にルマンに1部勢が登場した。ルマンは前回の本連載で紹介した通り、ギャンガンに勝利して年を越してきた。ベスト32決定戦では格上の1部勢と対戦するというくじ運のなさもあるが、唯一2部リーグのチームを下したプライドを胸に地元ファンの前でプレーする。1部勢と言っても相手はバランシエンヌ、前半戦は降格圏内にとどまることが多かったが、前半戦最終戦ではリヨンを1－0と下し、13位で折り返している。この試合、バランシエンヌは1部の意地を見せ、2－0と勝利し、まず初日は波乱のない一夜となった。<br />
　翌日7日は土曜日、土日の試合は本拠地に照明設備にないチームが昼間に試合を行う。まず14時にキックオフされたのがベルサイユのモンボーロン競技場である。かつてティエリー・アンリも所属したことにあるベルサイユはDH、市内中心部にあるモンボーロン競技場は4,100人の観衆で満員となった。相手は1部のディジョンである。ディジョンはリーグ戦こそ16位であるが、リーグカップではパリサンジェルマンを下している。この日も日本の松井大輔は出場の機会がなかったが、ディジョンは試合を支配し、次々と得点を重ね、5得点。対する地元ベルサイユは後半のロスタイムにPKで1点を返すにとどまった。<br />
　このように波乱の予想されたフランスカップは順当に上位陣が勝利して始まったのである。（続く）</p>



]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1343.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1343.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">フランスカップ</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">クビリー</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ディジョン</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">バランシエンヌ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ベルサイユ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">モナコ</category>
            
            <pubDate>Tue, 10 Jan 2012 23:40:14 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1342回　1部勢が参戦、新春のフランスカップ (1)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■偶数年の1月は1部勢にとっては鬼門</h2>
<p>　フランスのサッカーシーンは前回の本連載で紹介した通り、12月21日に行われたリーグ戦第19節で年末年始の休暇に入る。もっとも、この休暇はごく短いものであり、年が明けないうちに練習を再開したチームもある。前回までの本連載で紹介したパリサンジェルマンは1月4日にはACミラン（イタリア）とドバイで親善試合を行っている。<br />
　本連載の読者の皆様ならばよくご存じのとおり、フランスのサッカー界はフランスカップで年が明ける。1部チーム20チームが参戦するベスト32決定戦であり、休み明けであることに加え、ほとんどのチームがアウエーで戦うことから例年多くのジャイアントキリングが起こる。<br />
　今年のフランスカップのベスト32決定戦は1月6日から9日にかけてフランス国内各地で32試合が行われた。また、今年は偶数年ということもあり、1月下旬からアフリカ選手権も開催される。アフリカ諸国の多くの代表選手を抱えるフランスの1部リーグのクラブにとって、偶数年の1月はフランスカップのジャイアントキリングの恐怖で始まり、中旬以降はチームによっては主力選手を欠く戦いになるため、鬼門と言える月である。</p>
<h2>■初戦で敗れた1部からの降格組のRCランスとアルル・アビニョン</h2>
<p>　ただ鬼門が受難となるかは年によってずいぶん異なる。今年のベスト32決定戦のドローを見ると1部勢が20チーム、2部勢は14チーム、3部に相当するナショナルリーグ勢は8チーム、4部に相当するCFA（フランスアマチュア選手権）勢は8チーム、5部に相当するCFA2部勢は10チーム、6部に相当するDH勢は4チームと言う分布である。今季は2部リーグが注目を集めていると本連載第1338回で紹介したが、2部勢は11月に行われた7回戦（ベスト128決定戦）から参戦している。初戦の7回戦で今季1部から降格したばかりのRCランスがCFA2部のエンタントに延長の末敗れ、アミアンもCFA2部のポンタルリエに敗れている。そしてRCランスとともに2部に落ちたばかりのアルル・アビニョンもCFAのバランスに敗れており、初戦で3チームが姿を消し、そのうち2チームは昨季は1部に所属していたチームである。</p>
<h2>■12月に姿を消した名門のナントとスタッド・ド・ランス</h2>
<p>　12月中旬に行われた8回戦（ベスト64決定戦）には2部勢は17チームが進出したが、2部勢同士の戦いが1試合だけあり、ルマンとギャンガンの西部勢同士の争いは終了間際にPKを決めたルマンが勝利している。それ以外の15チームのうち、2チームだけが下部のチームに敗れている。まず1チームがナントであり、DHのレンヌTAと延長戦になり、延長前半に勝ち越したものの、延長後半に追いつかれ、PK戦となり、敗れている。また名門復活の期待がかかるスタッド・ド・ランスもCFA2部のマルクに敗れている。</p>
<h2>■姿を消した6チームの過去の立派な成績</h2>
<p>　2部勢20チームのうち連勝して年を越したのは14チームであるが、姿を消した6チームの歴史をさかのぼると、リーグ優勝15回（ナント8回、スタッド・ド・ランス6回、RCランス1回）、フランスカップ優勝6回（ナント3回、スタッド・ド・ランス2回、ギャンガン1回）、リーグカップ優勝2回（RCランス2回）と実に立派な実績を残している。<br />
　一方、年を越してベスト32決定戦に臨む2部勢14チームの過去のタイトルを見るならば、モナコがリーグ優勝7回、フランスカップ優勝5回、リーグカップ優勝1回と突出した成績を残しているが、それ以外のチームはリーグ優勝なし、フランスカップ優勝6回（スダン2回、メッス2回、ルアーブル1回、バスティア1回）、リーグカップ優勝1回（メッス）に過ぎない。<br />
　20チーム中14チームが連勝したという数字だけ見れば、さほど驚くに値しないかもしれないが、2部にとどまるには惜しい「ジャイアント」たちが姿を消しているのである。（続く）</p>
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1342.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1342.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">フランスカップ</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">RCランス</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ギャンガン</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ジャイアントキリング</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">スタッド・ド・ランス</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ナント</category>
            
            <pubDate>Mon, 09 Jan 2012 13:49:00 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1341回　秋の王者はパリサンジェルマン (3)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■ホーム、アウエーとも観客動員数でトップのパリサンジェルマン</h2>
<p>　前回までの本連載ではパリサンジェルマンが前半戦トップのチームに与えられる称号である「秋の王者」となったことを紹介したが、パリサンジェルマンが王者になったのはその戦績だけではない。<br />
　前半戦を終えた時点でパリサンジェルマンが観客動員でもナンバーワンになっている。前半戦においてパリサンジェルマンは19試合のうち10試合をホームで戦い、1試合当たりの平均観客動員数は41,490人である。アウエーゲーム9試合の平均観客動員は24,383人である。マルセイユも10試合のホームゲームを行い、1試合当たりの平均観客動員数は40,372人、アウエーゲームは23,118人であり、ホーム、アウエーともパリサンジェルマンに及ばず2位となっている。</p>
<h2>■2016年欧州選手権のために改修を始めたベロドローム</h2>
<p>　パリジャンにとってはゲームだけではなく、観客動員でもマルセイユに勝ったと喜ぶ向きもあるが、少々この数字には解説が必要である。パリサンジェルマンの本拠地はパルク・デ・プランス、1970年代以降フランスでナンバーワンの競技場であったが、1998年のワールドカップ開催に向けて、国を代表するスタジアムの地位をスタッド・ド・フランスに譲った。パリサンジェルマンも本拠地を収容人員8万人のスタッド・ド・フランスに移すのでは、と言う憶測もあったが、4万8000人収容の愛着のあるパルク・デ・プランスを継続して使用している。そして、この1998年のワールドカップの自国開催の際に、フランス国内の主要競技場は改修が行われ、マルセイユの本拠地であるベロドローム競技場も収容人員を4万8000人から6万人へと拡大した。この結果、パルク・デ・プランスは国内の競技場としては3番目の規模になり、ベロドロームの改修後は、常にマルセイユが観客動員ではナンバーワンの座にあった。<br />
　このベロドローム競技場はマルセイユ市が所有者であるが、2016年の欧州選手権開催に向けて、スタジアムを3年間かけて改修する工事が今シーズンから始まり、収容人員が4万3000人に縮小されているのである。この改修工事による影響によってマルセイユは観客動員トップの座をパリサンジェルマンに明け渡したわけである。事実、収容人員に対する入場者数の「充足率」を比較するならば、パリサンジェルマンが87％であるのに対し、マルセイユは94％であることから、パリサンジェルマンがマルセイユを観客動員で上回ったと断言することは早計であろう。</p>
<h2>■昨季に比べてホーム、アウエーとも大きく動員数をアップしたパリサンジェルマン</h2>
<p>　しかしながら、今季のパリサンジェルマンに対してこれまで以上のファンが注目しているということは間違いのない事実である。まず、パルク・デ・プランスでの観客動員について言うならば、昨年のシーズン全体での平均観客動員数は29,317人であり、1部リーグ20チームの中ではマルセイユ、リヨン、RCランスに次いで4番目であったが、今季の前半戦はそれに比べて4割近く多い観客を動員している。また、アウエーゲームにおいては、単純には比較できないが、昨年は平均で19,943人であり、今季前半は2割以上多い観客を動員した。観客動員は成績に依存する部分が大きいが、いかに魅力的なチームであるかという要素もあり、特にアウエーゲームでその傾向は強くなる。カタール資本の参画による大型補強により、成績だけではなく、魅力的なチームになったことがこのホーム、アウエーでの観客動員の増加を物語っているといえよう。</p>
<h2>■満員御礼が続く仮住まいのリール</h2>
<p>　パリサンジェルマンとマルセイユ以外のチームについては、昨季二冠を獲得したリールは、仮住まいの本拠地でほぼ全試合満員と言う状況が今季も続いている。今季の充足率はマルセイユに次ぐ93.7％であり、新本拠地の完成が望まれる。一方、秋の王者パリサンジェルマンと競り合って前半戦のリーグ戦のリーダーであるモンペリエは観客動員は昨季と比べて観客動員数が微減している。そして収容率は5割に満たず、20チームの中で下から2番目であり、チームの成績が観客動員には結びついていないようである。<br />
　そしてマルセイユ同様、大きく観客動員を減らしたもう1つのチームがサンテエチエンヌであるが、理由はマルセイユと同様であり、スタジアム改修の影響である。<br />
　フランスリーグは年末年始の中断、フランスカップベスト32決定戦によって、1月14日から後半戦が再開される。スタジアムへ足を運ぶファンの楽しみは尽きないであろう。（この項、終わり）</p>
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1341.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1341.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">フランスリーグ</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">パリサンジェルマン</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">パルク・デ・プランス</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">ベロドローム</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">マルセイユ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">観客動員</category>
            
            <pubDate>Fri, 06 Jan 2012 21:41:46 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>第1340回　秋の王者はパリサンジェルマン (2)</title>
            <description><![CDATA[　昨年3月11日の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、復興活動に従事されている皆様に敬意を表し、東北地方だけではなくすべての日本の皆様に激励の意を表します。</p>
<h2>■パリサンジェルマンと競り合うモンペリエ</h2>
<p>　大型補強が功を奏し、秋のリーグ戦で順調に勝ち点を重ねてきたパリサンジェルマンであるが、11月20日に行われた第14節のナンシー戦ではホームでまさかの0-1の敗戦、2位モンペリエと勝ち点で並んでしまう。第15節は11月26日と27日に行われ、まず土曜日にモンペリエがソショーに登場、ソショーを3－1と破り、勝ち点を3つ上乗せ、得失点差を2つプラスして首位に立つ。パリサンジェルマンがモンペリエを逆転するためには勝てば勝ち点で並ぶが、1点差の勝利の場合は得失点差で並び、総得点での勝負となる。つまり、モンペリエの総得点は32、総失点は17であるため、第14節までで総得点が26、総失点が12であるパリサンジェルマンは現実的には2点差以上の勝利が必要となる。</p>
<h2>■マルセイユとの対戦で完敗、首位から転落</h2>
<p>　そして一夜で首位奪還を目指すパリサンジェルマンの相手はアウエーでのマルセイユである。パリサンジェルマンとマルセイユは宿敵として特別なライバル意識を持つ。しかしながら両チームとも1990年代前半を最後にリーグ優勝から長らく遠ざかっており、マルセイユはようやく2009-10シーズンに18年ぶりのリーグ優勝（1992-93シーズンのタイトルは剥奪されたため、最後のリーグ優勝は1991-92シーズンとなる）を果たしている。今季パリサンジェルマンがリーグ優勝すれば、奇しくもマルセイユと同じ18年ぶりのリーグ優勝となる。逆に優勝を逃せば、マルセイユ以上に栄冠から遠ざかることを意味している。<br />
　マルセイユの本拠地、ベロドロームに乗り込んだパリサンジェルマンは2得点差の勝利のために攻撃的な布陣で臨む。前の4人はトップにケビン・ガメイロ、攻撃的MFは左にネネ、中央にハビエル・パストーレ、右にジェレミー・メネスと迫力はある。しかし、先制点を奪ったのはマルセイユ、9分にマルセイユのフランス代表のロイック・レミーがネットを揺らす。後半に入ってもマルセイユは優位に試合を展開、65分に追加点、さらに83分にはダメ押しともいえる3点目を決めて、フランスのクラシコはマルセイユが3－0とパリサンジェルマンを一蹴した。<br />
　この結果パリサンジェルマンは11月のリーグ戦は1分2敗と勝ち星がなく、久しぶりに2位に落ち、アントワン・コンボアレ監督の進退も問われるようになる。パリサンジェルマンは首位モンペリエとは勝ち点3差、さらに勝ち点2差で3位リール、4位レンヌに追い上げられるという苦しい展開の中で12月を迎えることになったのである。</p>
<h2>■12月になって立ち直ったパリサンジェルマン</h2>
<p>　12月1日、本連載第1334回で紹介した通り、ヨーロッパリーグの第5節でパリサンジェルマンはオーストリアでザルツブルクに0－2と敗れ、国内リーグだけではなく欧州の戦いでの窮地に追い込まれたが、この敗戦からチームは立ち直る。ザルツブルクでの痛い敗戦から3日後には本拠地パルク・デ・プランスでオセールに3－2と競り勝つ。そしてその翌週もソショーで1－0と連勝する。<br />
　この勢いでヨーロッパリーグのグループリーグ最終節ではスペインのビルバオに4－2と快勝するが、決勝トーナメントにわずかに届かなかったことは本連載第1337回で紹介したとおりである。このグループリーグ敗退に気落ちすることなく、第18節では前年王者のリールと1－1で引き分けて前半戦の最終戦を迎える。</p>
<h2>■第19節で明暗の分かれたパリサンジェルマンとモンペリエ</h2>
<p>　この段階でモンペリエとパリサンジェルマンが11勝4分3敗で並び、得失点差で＋18のモンペリエが＋13のパリサンジェルマンを上回っている。第19節は12月20日と21日に行われ、パリサンジェルマンはサンテエチエンヌとアウエーで対戦するが、この試合は他のチームの試合がすべて終わった21日の21時にキックオフされる。ライバルのモンペリエは今季初昇格のエビアンに2－4と敗れ、一歩後退している。引き分け以上でパリサンジェルマンは逆転して首位に立つことができる。緑の軍団サンテエチエンヌも順位を5位にあげ、侮れない相手であるが、前半の32分、パリサンジェルマンは相手のオウンゴールで幸運な得点をあげる。この1点を守り切って、首位を奪還、秋の王者となったのである。（続く）</p>
]]></description>
            <link>http://www.jpmoins.com/column/no1340.html</link>
            <guid>http://www.jpmoins.com/column/no1340.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">フランスリーグ</category>
            
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">パリサンジェルマン</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">マルセイユ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">モンペリエ</category>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#tag">秋の王者</category>
            
            <pubDate>Thu, 05 Jan 2012 23:48:14 +0900</pubDate>
        </item>
        
    </channel>
</rss>

