第3734回 パリサンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンと対戦(2) 通算成績はバイエルン・ミュンヘンが8勝6敗とリード
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■リーグ戦2位としてチャンピオンズリーグに出場したパリサンジェルマン
パリサンジェルマンとバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の3回目のチャンピオンズリーグで2000-01シーズンのグループリーグである。パリサンジェルマンは前年のリーグ戦で2位になり、チャンピオンズリーグの出場権を獲得した。パリサンジェルマンはチャンピオンズリーグになってから3回目の出場である。すなわち、この時までパリサンジェルマンはチャンピオンズリーグに出場すれば必ずバイエルン・ミュンヘンと対戦していた。
この時はグループリーグが二次にわたって行われ、一次リーグの対戦の中盤戦で両チームは対戦した。第3節のパリでの試合はパリサンジェルマンが後半アディショナルタイムに決勝点を上げて勝利したが、第4節のミュンヘンの試合ではバイエルン・ミュンヘンが2-0と勝利している。一次リーグの順位はバイエルン・ミュンヘンが1位、パリサンジェルマンが2位でともに二次リーグに進出した。この大会でバイエルン・ミュンヘンは優勝したが、パリサンジェルマンは二次リーグで最下位となり敗退している。
このころからリヨンの黄金時代となり、パリサンジェルマンがチャンピオンズリーグに出場できたのはリーグ2位になった翌季の2004-05シーズンだけであった。
■直接対決の成績でグループ首位突破した2017-18シーズンのパリサンジェルマン
リーグチャンピオンとしてパリサンジェルマンがチャンピオンズリーグに出場するのは2012-13シーズンまで待たなくてはならなかった。前々回の本連載で紹介した通り、このシーズン以降、パリサンジェルマンはチャンピオンズリーグに今季まで14季連続で連続出場している。
カタール資本になってからパリサンジェルマンはほとんどのシーズンでリーグチャンピオンになっており、ドイツのリーグチャンピオンの座を守っているバイエルン・ミュンヘンはチャンピオンズリーグに出場してもグループリーグでは第1シードになることから、グループリーグでの対戦の機会は少なくなる。その数少ない機会が2017-18シーズンであった。前年のリーグ戦でパリサンジェルマンはモナコに優勝を譲り、リーグ2位として出場したため、グループリーグのシード分けでは第1シードをUEFAインデックスで下位のモナコに譲り、第2シードとしてグループリーグに臨んだ。この時、第1シードとしてパリサンジェルマンが対戦したのがバイエルン・ミュンヘンであり、4回目の対戦となった。パリサンジェルマンはホームで3-0と勝利し、アウエーで1-3と敗れている。両チームはそれ以外の試合は4戦全勝、グループリーグの成績は5勝1敗で勝ち点15と並んだが、直接対決の結果でパリサンジェルマンが1位、バイエルン・ミュンヘンが2位で決勝トーナメントに進出した。なお、これがグループリーグで両チームが対戦した最後の機会となった。
■25年ぶりのノックアウト形式での対戦となった2020年の決勝
パリサンジェルマンはカタール資本になってからチャンピオンズリーグの常連となり、さらにグループリーグで敗退したこともない。欧州五大リーグのチャンピオンとして出場する場合は、両チームのグループリーグでの対戦もない。したがって、決勝トーナメントで対戦する機会があってもよいものであるが、前々回の本連載で紹介した通り、2010年代のパリサンジェルマンは決勝トーナメントの1回戦あるいは準々決勝で早期敗退することが多く、バイエルン・ミュンヘンとの対戦はなかなか実現しなかった。2019-20シーズンのリスボンでの対戦が25年ぶりのノックアウトステージでの対戦となった。
■現在4連勝中のバイエルン・ミュンヘン
その翌季には準々決勝で対戦、ミュンヘンでの第1戦でパリサンジェルマンが3-2と勝利、パリでの第2戦は1-0でバイエルン・ミュンヘンが取ったが、アウエーゴール2倍ルールでパリが準決勝に進出、ノックアウト方式での3回目の対戦でようやく勝利した。
2022-23シーズンは決勝トーナメント1回戦で対戦、2試合ともバイエルン・ミュンヘンが勝利している。
そして新方式となった2024-25シーズンはリーグフェーズでミュンヘンで対戦、バイエルン・ミュンヘンが勝利している。通算成績はバイエルン・ミュンヘンが8勝6敗とリード、さらに4連勝で今回の対戦を迎えるのである。(続く)
