第3826回 ジネディーヌ・ジダン新体制スタート(6) 新監督がデビュー戦を飾ったベルギーと対戦

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■デビュー戦を白星で飾ったジネディーヌ・ジダン新監督

 ジネディーヌ・ジダン新監督率いるフランスはその第1戦でトルコにアウエーで勝利した。新監督の初戦勝利は1994年のエメ・ジャケ監督以来、ワールドカップ米国大会予選で敗れたフランスは監督を交代し、1994年2月にナポリでイタリアと最初の試合を行い、歴史的勝利をあげ、最終的には1998年のワールドカップで優勝する。すでにディディエ・デシャンはこの時に代表メンバーであり、イタリア大会、米国大会と2大会連続で予選落ちを経験している。そしてジダンはこの年の8月に代表に入り、デビュー戦で2ゴールをあげている。

■メンバーを大きく変えた第2戦のベルギー戦

 初戦に勝利したフランスはその3日後にブリュッセルに移動してベルギーと対戦した。トルコ戦は先発のうち10人がワールドカップに出場した選手で固めたが、今回はがらりとメンバーを変えて臨んだ。先発メンバーを紹介すると4-3-3システムは堅持し、GKはマイク・メニャン、DFは右からピエール・カルル、ジェレミー・ジャケ、マクサンス・ラクロワ、アンディ・ディウフ、MFは右からマグネス・アクリウシュ、ルカ・ダクーニャ、エドゥアルド・カマビンガ、FWは右にデジレ・ドゥエ、左にブラッドリー・バルコラ、中央にエステバン・ルポールとなる。
 トルコ戦に続いて先発するのはGKで主将を務めるメニャンとストッパーのマクロワだけである。ワールドカップに出場しなかった選手は6人、そのうち3人が代表デビューとなる。この日初めて青いユニフォームを着てキックオフを迎えるのはジャケ、ディウフ、ダクーニャである。
 フランス代表の歴史で3人以上がデビューするのは2010年8月11日のノルウェー戦以来のことである。この時の試合ではステファン・ルフィエ、アディル・ラミ、アリー・シソッコ、ヤン・エムビラ、シャルル・エンゾグビア、ギヨーム・オラオの6人がデビューしたが、この時は直前の南アフリカでのワールドカップで惨敗、さらに選手の規律違反でワールドカップに出場した選手が外れたため、大幅なメンバー変更となった。今回は新監督の2試合目のターンオーバーで3人が代表デビューとなっている。なお、トルコ戦の終盤にエポールはウスマン・デンベレに代わって出場し、一足先に代表デビューを飾っている。

■前回大会はグループ3位、ワールドカップ準々決勝進出のベルギー

 一方のベルギーは主力選手が年齢を重ねている中で、若手も成長し、今回のワールドカップでは準々決勝に進出、優勝したスペインに後半終了間際に決勝点をあげられ、敗れている。UEFAネーションズリーグの前回大会ではリーグAのグループ2で今回と同じフランス、イタリア、そしてイスラエルと同組であった。上位のフランスとイタリアには歯が立たず、イスラエルとは直接対決の得失点差で最下位を逃れ、プレーオフに回る。リーグBのウクライナとのプレーオフは1勝1敗ながら2試合通算得点で上回り、何とかリーグA残留を決めた。

■新監督の初戦、ローマでイタリアを破ったベルギー

 ワールドカップ後、ベルギーはフランス人のルディ・ガルシア監督からオランダ人のマルク・ファン・ボメルに代わる。
 新監督の初戦はローマのオリンピック競技場でのイタリア戦であった。ベルギーとイタリアは前回大会ではイタリアの1勝1分である。フランスのトルコ戦と同じ9月25日に行われた試合、ベルギーは先発のうち10人がワールドカップに登録したメンバーで臨む。さすがにGKはティボー・クルトワではなく、24歳のセンネ・ラメンスであったが、クルトワより年長のケビン・デブライネも先発している。イタリアは、ワールドカップでは2大会連続予選落ちではあるが、2024年の欧州選手権を制している。そのイタリアに対し、ベルギーは先制点を奪う。20分にゴールをあげたのはワールドカップには登録されなかった21歳のミカ・ゴッツがゴールをあげる。さらに後半にはワールドカップに出場したドディ・ルケバキオが追加点をあげ、フランス同様、新監督が初戦をアウエーで飾ったのである。(続く)

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