第3839回 10月の欧州カップ(8) リヨンは第3節で初黒星、モナコは連勝スタート
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■第4シードのホッフェンハイムと対戦するリヨン
前々回と前回はレンヌとマルセイユについて取り上げたが、今回はリヨンとカンファレンスリーグに出場しているモナコを取り上げよう。リヨンは本連載第3836回で紹介した通り、第2節ではクリスタル・パレス(イングランド)に勝利し、連勝スタートした。
フランスの希望となったリヨンは第3節はドイツのホッフェンハイムとアウエーで対戦する。昨季リーグ5位で出場したホッフェンハイムは第4シードで開幕2連敗、アウエーとはいえ第1シードで連勝し、国内リーグでも勝ち点でトップに並んでいるリヨンが優勢であると思われた。
■激しい試合となるが、3点を奪われたリヨンが初黒星
両チームとも日本人選手が在籍しているが、リヨンの中村敬斗は先発、ホッフェンハイムの町田浩樹はベンチスタートとなった。試合は序盤から激しくなり、両チームがファウルを取られる展開となった。最初に先制点のチャンスを得たのはリヨンであった。ヨーロッパリーグでも好調な中村が10分にシュート、これをホッフェンハイムのGKはCKに逃れた。リヨンはそのCKを得点に結びつけられず、ここから試合はホッフェンハイムのリズムとなった。20分にはホッフェンハイムのヘディングシュートがバーに当たる。負傷者が多く出て前半のアディショナルタイムは8分と表示される。優位に試合を進めていたホッフェンハイムは、49分にアンドレイ・クラマリッチがゴール前の混戦からヘディングシュート、リヨンのGKグレイフの頭上を越えて先制点を決めた。
後半に入ってホッフェンハイムは49分にリヨンのGKからのフィードを奪ってボールをつなぎ、クラマリッチがDFの裏に抜け出したアダム・ダギムにパス、ダギムが追加点を決める。ホッフェンハイムはその後も再度からの攻撃がリヨンを翻弄、74分には右サイドを抜け出たアダム・フロジェクがシュート、これはわずかに枠から外れたが、フロジェクは83分に中央からシュートを決める。リヨンはいいところがなく、初黒星、ホッフェンハイムは初勝利をあげたのである。
この結果、ヨーロッパリーグに参戦したフランス勢は第3節を終了して2勝1敗のリヨンが12位、1勝2分のレンヌが13位、3敗のマルセイユは34位となり、11月を迎えるのである。
■好調モナコは初戦でCSKAソフィアに快勝
さて、カンファレンスリーグは10月に入ってからリーグフェーズが始まった。フランスからの出場チームはモナコ、昨季はチャンピオンズリーグに出場し、ノックアウトフェーズで優勝したパリサンジェルマンに敗退、欧州での実績を重ねていることから第1シードである。
モナコは10月15日にリーグフェーズ第1節を迎えた。CSKAソフィアとのアウエーでの戦いである。CSKAソフィアは本連載第3837回で紹介した通り、ヨーロッパリーグのプレーオフでOFIクレタに敗れ、カンファレンスリーグへ転戦してきた。モナコは1980年代にチャンピオンズカップとUEFAカップで1回ずつCSKAソフィアと対戦しているが、いずれも敗れている。
モナコは試合が始まってすぐの3分にカウンターからボールをつないで最後は南野拓実が左サイドのパリ・ブルナーにわたし、ブルナーが先制点を決める。CSKAソフィアはCKのチャンスを数多く得るが、得点にはつながらない。モナコは43分、南野がカウンターの起点となり、スピードに乗った攻撃を仕掛け、ブルナーが左側のアンス・ファティにパス、ファティが追加点を決める。CSKAソフィアは後半に入り、ようやく10本目のCKからゴールに結びつけただけで、モナコが2-1と勝利した。
■フライブルクを圧倒し、モナコは連勝スタート
モナコは第2節でドイツのフライブルクとホームで対戦した。日本人対決が注目されたが、南野はベンチ入りしたが出場しなかった。試合はモナコが圧倒する。前半のアディショナルタイムにブルナーがアクロバティックなプレーを見せながら1人で持ち込み、そのまま先制点を決める。82分にはカウンターからファティがシュート、跳ね返ったボールをラミン・カマラが決める。そしてアディショナルタイムにはゴール前でボールを受けたファティがターンをして左足でゴール。モナコは3-0と連勝したのである。(この項、終わり)
