第2912回 中盤戦を迎えたチャンピオンズリーグ (5) 終盤にPKで追いつかれ、アウエーでRBライプチヒとドロー

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■前半戦3連敗で最下位のRBライプチヒとアウエーで対戦

 3年連続の対戦となるRBライプチヒ(ドイツ)との中盤戦、ライプチヒでのアウエーゲームでパリサンジェルマンは3-2と逆転勝利を収めた。これでパリサンジェルマンは2勝1分となり勝ち点を7に伸ばす。グループAのもう1試合のクラブ・ブルージュ(ベルギー)-マンチェスター・シティ(イングランド)戦は、第1シードのマンチェスター・シティが第4シード相手に5-1と大勝し、2勝1敗として勝ち点6で2位、3位は1勝1分1敗で勝ち点4のクラブ・ブルージュ、RBライプチヒは3連敗で最下位である。
 後半戦の最初の試合となる第4節は11月3日21時にRBライプチヒ-パリサンジェルマン、マンチェスター・シティ-クラブ・ブルージュの2試合が行われる。
 パリサンジェルマンは勝利すれば、3位以上が確定するが、一方のRBライプチヒはここまで勝ち点がなく、敗れた場合はチャンピオンズリーグばかりかヨーロッパリーグの決勝トーナメント進出も難しくなる。

■両チームともパリでの試合とメンバーを変更

 しかしながら、RBライプチヒの本拠地レッドブルアレーナには3万9794人の観衆が集まった。クリストファー・ヌクンクが孤軍奮闘するRBライプチヒの攻撃陣は、パリの試合は2トップであったが、ホームでの試合はFWを3人にし、中央にアンドレ・シウバ、右にヌクンク、左にスウェーデン代表のエミル・フォルスベリに変更する。
 フォーメーション、メンバーの変更という点ではパリサンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ監督も負けていない。2試合連続で同じメンバーを起用したことは過去97試合なく、前の試合と同じ11人が先発したのは2019年12月が最後である。これもパリサンジェルマンのかかえる豊富なタレントのなせる業であろう。
 この試合、パリサンジェルマンは2週間前の試合から5人を入れ替えてきた。GKをケイロル・ナバスからジャンルイジ・ドンナルンマに代え、この試合を左右した。DFライン4人は変更がないが、中盤攻撃陣はイドリッサ・グイエとトップのキリアン・ムバッペ以外の4人を入れ替えた。その中でトップ下に入ったジョルジニオ・ワイナルドゥムがキープレーヤーとなった。

■先制点は大会5点目となるクリストファー・ヌクンク

 試合は初勝ち点、初勝利を狙うRBライプチヒが積極的に攻める。開始早々にはアンドレ・シウバが至近距離からシュート、これはオフサイドの判定となる。8分にはそのアンドレ・シウバが左サイドからゴール前にクロスをあげる。これをヌクンクがプレスネル・キンペンベに競り勝ってダイビングヘッド、GKのドンナルンマが全く届かないコースにシュートが決まり、先制する。ヌクンクはこれで退会5得点目である。さらに10分、新旧のポルトガル代表となるアンドレ・シウバがダニーロ・ペレイラにペナルティエリア内で倒されてしまう。アンドレ・シウバ自身がPKを蹴るが、ドンナルンマが見事にコースに反応し、ストップし、追加点を許さなかった。

■新加入のジョルジニオ・ワイナルドゥムが2ゴール、終盤にPKで失点

 一方、守勢ながらもパリサンジェルマンはカウンターアタックに活路を見出す。21分にはネイマールが左サイドのムバッペへフィード、これをムバッペはゴール正面に折り返し、ワイナルドゥムが左足で同点ゴールを決める。
 さらに、39分にパリサンジェルマンは左サイドからのCKのチャンス、ディマリアはゴール前にあがっていたマルキーニョスに合わせる。マルキーニョスがヘディングしたボールはRBライプチヒのディフェンスラインの裏に飛ぶ。これをワイナルドゥムがヘディングで逆転シュートを決める。今夏イングランドのリバープールから移籍したワイナルドゥムは移籍後初ゴールと2点目を一気に決めた。
 これで試合はパリサンジェルマンが勝利かと思われたが、89分、キンペンベがゴール前でヌクンクを背中から倒してしまう。VARの末、PKとなり、今度はハンガリー代表のドミニク・シュボスライがPKを蹴る。今度も同じコースとなったが、ボールのスピードが勝り、ドンナルンマは止められず、2-2のドローとなった。(この項、終わり)

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