第3369回 ボルシア・ドルトムントに連敗、決勝進出ならず(2) -前半は両チーム無得点で折り返す

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■ホームの第1戦の後にアウクスブルクに大勝したボルシア・ドルトムント

 5月7日、パリサンジェルマンはボルシア・ドルトムント(ドイツ)をパルク・デ・プランスに迎えた。パリサンジェルマンは第1戦と第2戦の間の国内リーグ戦は延期となったが、ボルシア・ドルトムントは週末の5月4日にリーグ戦第32節のアウクスブルク戦をホームで戦った。3日前のパリサンジェルマンとの試合とはGKのグレゴール・コベル以外のフィールドプレーヤー全員を入れ替える。それでもボルシア・ドルトムントは5-1と大勝してパリに向かう。

■第1戦と同じメンバーで第2戦に臨むボルシア・ドルトムント

 1点のリードを抱えるボルシア・ドルトムントはドルトムントでのホームゲームと同じ黄色と黒のユニフォームで乗り込んできた。そしてボルシア・ドルトムントはユニフォームだけではなく先発メンバーも変わっていない。確認のため紹介すると、GKはコベル、DFは右からユリアン・ライエルソン、マッツ・フンメルス、ニコ・シュロッターベック、イアン・マートセン、MFは右からマルセル・サビツァー、エムレ・ジャン、ユリアン・ブラント、FWは右からジェイドン・サンチョ、ニクラス・フュルクルク、カディム・アデイェミという布陣である。この中でアデイェミ、シュロッターベック、ブラント、サビツァーの4人だけは後半の終盤から交代出場しているが、残り6人のフィールドプレーヤーは第1戦から1週間の休息を得てパルク・デ・プランスのピッチに立つ。

■ルカ・エルナンデスが負傷、キリアン・ムバッペをウイングに回したパリサンジェルマン

 1点を追うパリサンジェルマンはホームでは青と赤の先発を2人入れ替えてきた。まず1人は負傷によるものであり、ストッパーのルカ・エルナンデスは第1戦でフュルクルクの先制点を防ぎに行った際に負傷し、20歳のルーカス・ベラウドを起用する。なお、ルカ・エルナンデスは失点直後にベンチに下がったが、重症で今季は絶望、欧州選手権も出場できなくなった。もう1人は戦術的な狙いによるものである。第1戦で無得点に終わったパリサンジェルマン、キリアン・ムバッペを中央に配したが、サイドからの攻撃に迫力を欠いた。第2戦ではムバッペを左サイドで起用し、中央にゴンサロ・ラモスを起用した。
 パリサンジェルマンの先発の布陣は、GKにジャンルイジ・ドンナルンマ、DFは右からアクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ルーカス・ベラウド、ヌーノ・メンデス、MFは右からウォーレン・ザイール・エメリ、ビティーニャ、ファビアン・ルイス、FWは右からウスマン・デンベレ、ゴンサロ・ラモス、ムバッペとなる。

■無得点でハーフタイムを迎えた両チーム

 第1戦では先発出場しなかったゴンサロ・ラモスのキックオフで試合は始まった。最初にゴール前に迫ったのはボルシア・ドルトムントであったが、得点の欲しいパリサンジェルマンは第1戦にも増して攻撃的な試合を展開する。4分には右サイドでハキミがドリブルで持ち込み、クロスを入れるがコベルがキャッチする。7分には第1戦では得点をあげることができなかったムバッペがCKのこぼれ球をボレーシュートするが、これもコベルが防ぐ。ここまでムバッペはパルク・デ・プランスでのチャンピオンズリーグの試合は31試合に出場し、21ゴール、11アシストという成績を残しており、この試合も得点かアシストを決めてくれるとファンは期待する。13分にはそのムバッペに代わってCFに入ったゴンサロ・ラモスがビティーニャのタテパスを受けてシュート、これは枠をとらえることができなかった。
 ブロックを組んで引き気味のボルシア・ドルトムントはボールを奪ってからのカウンターアタックにかける。35分にはサンチョ、ブラント、アデイェミと速いパスをつなぎ、アデイェミがシュートを放つが、ドンナルンマが左手一本で防ぐ。
 前半終了間際にはドリブルで持ち込んだムバッペからのパスをファビアン・ルイスがシュートし、シュロッターベックの足に当たり、ゴールの方向にボールは方向を変え、オウンゴールかと思われたが、枠の外、パリサンジェルマンは先制点をあげることができず、ハーフタイムを迎えた。(続く)

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