第3687回 欧州カップ、リーグフェーズが終了 (3) 最終節を迎えるフランス勢3チーム
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■6位パリサンジェルマン、19位マルセイユ、21位モナコ
前々回と前回はチャンピオンズリーグに出場したフランス勢が第7節では全敗したことを紹介した。トップ8入り確定を狙っていたパリサンジェルマンは順位を6位に下げ、トップ8入りあるいはプレーオフのシード権を目指すマルセイユとモナコはそれぞれ19位、21位となった。
第7節を終了した時点で9位の勝ち点は13、17位の勝ち点は10、25位の勝ち点が8である。勝ち点16以上の首位のアーセナル(イングランド、勝ち点21)、2位のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ、18)は本戦ストレートインとなるトップ8入りを確定した。3位のレアル・マドリッド(スペイン、15)、4位のリバプール(イングランド、15)、5位のトットナム・ホットスパー(イングランド、14)までは16位以内を確定、本戦ストレートインまたはシード権を獲得したプレーオフ進出となる。勝ち点13の6位パリサンジェルマンから勝ち点12の15位のユベントス(イタリア)まではプレーオフ進出以上は確定しており、もちろんトップ8入りも可能である。勝ち点9のマルセイユとモナコはトップ8入りは不可能となったが、プレーオフ進出、可能であればシード権を獲得したい。
■勝ち点13同士の直接対決となるパリサンジェルマン-ニューカッスル・ユナイテッド戦
最終節となる第8節は1月28日21時から全18試合が同時にキックオフされる。フランス勢の対戦カードを見てみよう。パリサンジェルマンはホームでニューカッスル・ユナイテッド(イングランド)と対戦、なんと勝ち点13同志の直接対決となる。勝ち点13には8チームが並んでいるが両チームは得失点差+10で勝ち点13グループの最上位にいる(総得点の差でパリサンジェルマンが6位、ニューカッスル・ユナイテッドが7位)。勝利すればほぼ確実にトップ8入りし、本戦ストレートインとなるが、引き分け以下だとトップ8入りは黄信号となるという両チームにとって大一番となった。
■クラブ・ブルージュ-マルセイユ戦、モナコ-ユベントス戦も大一番
マルセイユはアウエーでクラブ・ブルージュ(ベルギー)と対戦する。クラブ・ブルージュは勝ち点7の27位、マルセイユとは勝ち点2差である。マルセイユは勝利すればプレーオフでシード権獲得が濃厚であるが、敗れた場合、少なくともクラブ・ブルージュには勝ち点で逆転され、プレーオフ出場権を失う危険性もある。
モナコはユベントス(イタリア)とホームで対戦する。モナコはマルセイユと同じ勝ち点9であるから、勝利してプレーオフのシード権を獲得したい。ただ、前節でレアル・マドリッドに大敗し、得失点差を-6まで悪化させたことが気がかりである。得失点差―6は下から数えて7番目である。対するユベントスは勝ち点12位の15位、勝利すれば、トップ8入りも可能である。
このようにフランス勢3チームは最終戦でお互いに出場権やシード権のかかる相手と対戦することになった。
■最終節を前に国内リーグ戦で首位を奪還したパリサンジェルマン
第7戦で敗れ、精神的に圧力のかかる中で第8節を戦うことになるフランス勢であるが、第7節と第8節の間にリーグ戦の第19節が行われた。
パリサンジェルマンは1月23日の金曜日にアウエーでオセールと対戦、かつては欧州の舞台で活躍したオセール相手に収支試合を支配する。試合開始早々にブラッドリー・バルコラが立て続けにシュートを放つが、オセールのGKドノバン・レオンがセーブ、はゴンサロ・ラモスのヘディングシュートもセーブする。なかなか得点が生まれない展開となったが、後半に入って79分、カウンターアタックから抜け出したバルコラがGKを交わしてシュートを決め、決勝点となった。
マルセイユは首位のRCランス相手に攻撃陣が爆発、アミン・グイリの先制点に始まり、3-1と圧勝する。この結果、パリサンジェルマンがRCランスに代わって首位を奪還した。
モナコだけは勝利することができず、アウエーでルアーブル相手にシュートを放つものもノーゴール、スコアレスドローとなった。
フランス勢3チームは1月28日の大一番を迎えるのである。(続く)
