第3738回 パリサンジェルマン、2年連続で決勝進出(1) 週末のリーグ戦は両チームとも引き分け
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■第1戦と第2戦の間の週末にホームでリーグ戦を行った両チーム
チャンピオンズリーグ準決勝のパリサンジェルマンとバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の第1戦は4月28日にパルク・デ・プランスで行われ、パリサンジェルマンが5-4と勝利した。第2戦は5月6日、ミュンヘンのアリアンツ・アリーナで行われる。
この間、両チームは週末の土曜日にホームでリーグ戦を戦い、両チームともメンバーを大幅に変更して臨んだ。
■最下位のハイデンハイムに先行されたバイエルン・ミュンヘン
すでにリーグ優勝を決めているバイエルン・ミュンヘンは大幅にメンバーを変更してハイデンハイムをホームに迎える。ところが試合は最下位のハイデンハイムが優勝を決めたバイエルン・ミュンヘンを圧倒する。22分にはゴール前への浮き球をジョージア代表のブドウ・ジブジハーゼが足を差し出して先制ゴール、ハイデンハイムは31分にもエレン・ディンクチGKをかわしてゴールを決めて2点差とする。ここまで国内リーグでは12戦無敗という王者の本拠地が青ざめる。ようやくバイエルン・ミュンヘンが反撃したのは前半終了間際の44分、レオン・ゴレツカがFKを直接決める。
■後半から出場した主力の活躍でようやく引き分けに持ち込む
後半開始時にバイエルン・ミュンヘンはハリー・ケイン、ミカエル・オリーズ、ルイス・ディアス、キミッヒと本来であれば先発を務めるメンバーをピッチに送り込む。55分にケインからのパスをゴール前で受けたニコラス・ジャクソンがシュートを放つが、降格を免れようと懸命なハイデンハイムのGKに阻まれる。57分にバイエルンはオリーズのFKからゴレツカが合わせて同点に追いつく。しかし、ハイデンハイムは68分にカウンターからビッグチャンスをつかむが、バイエルン・ミュンヘンの守備陣がゴール前で防ぐ。バイエルン・ミュンヘンは74分のルイス・ディアスのシュートがわずかに枠から外れる。76分にはジブジバーゼがカウンターから左サイドをドリブルで駆け上がり、そのままシュートを決めて勝ち越す。後半アディショナルタイムは5分と表示されたが、時計の止まるプレーが多く、10分台に入る。後半アディショナルタイムの100分、オリーセがロングシュート、ポストに当たったボールが跳ね返ってGKの背中に当たってゴールイン、バイエルン・ミュンヘンは主力の活躍で何とか引き分けに持ち込んだ。
■ロリアンに2回追いつかれたパリサンジェルマン
パリサンジェルマンも似たような経過と結果になった。優勝こそ決めていないが、2位のRCランスに勝ち点6の差をつけているパリサンジェルマンは、9位のロリアン相手をパルク・デ・プランスに迎える試合、控えメンバー中心で臨んだ。バイエルン・ミュンヘン度の第1戦に続いて先発したのはウィリアム・パチョとデジレ・ドゥエの2人だけという陣容である。こちらも得点を生み出したのは主力選手である。6分に左サイドからクロスをドゥエが供給、イブラヒム・エンバイエがGKと交錯しながら先制点を入れる。バイエルン・ミュンヘンとは逆で、パリサンジェルマンは選考するが追いつかれる展開となり、12分にはロリアンのパブロ・パジスに同点ゴールを決められる。
パリサンジェルマンは後半に入ってしばらくたった61分に初めての選手交代、ウォーレン・ザイール・エメリとジョアン・ネベスを投入する。ファビアン・ルイスと交代時にキャプテンマークを託されたザイール・エメリはファーストタッチで描くの違いを見せる。ペナルティエリアの外からシュート、これが勝ち越し点となる。ただ、72分、ロリアンはカウンターからアイエグン・トシンが抜け出て同点ゴールを決める。終盤にパリサンジェルマンはロリアンのゴール前に迫ったが、こちらも引き分けに終わったのである。
そしてパリサンジェルマンは決戦の地、ミュンヘンに入る。ミュンヘンと言えば、昨年のチャンピオンズリーグ決勝の舞台、昨年戴冠した時と同じホテルに宿泊したのである。(続く)
