第3813回 チャンピオンズリーグ開幕(3) パリサンジェルマン、RCランスとも白星発進

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■リーグ戦と異なる布陣のパリサンジェルマン、ヤヤ・トゥーレが率いるスロバン・ブラチスラバ

 パリサンジェルマンは国内リーグ戦では2分1敗と未勝利のまま、チャンピンズリーグの開幕を迎えた。週末にリーグ戦を行っているため、モナコ戦で得点をあげた主将のマルキーニョスとアシストしたクビチャ・クバラツヘリアは先発メンバーから外し、ハキミが主将を務める。ストッパーにはイリヤ・ザバルニーが入り、攻撃陣には今季チームに加わったマグネス・アクリウシェ、今年初めにバルセロナから移籍してきたドロ・フェルナンデスが入った。
 スロバン・ブラチスラバを率いるのはコートジボワール代表として100歳以上に出場したレジェンド、ヤヤ・トゥーレである。現役引退後はアシスタントコーチを様々なクラブで歴任し、この夏、初めて監督となった。

■ウスマン・デンベレ、チャンピオンズリーグ決勝以来のゴール

 試合はスロバキアのスロバン・ブラチスラバのキックオフで始まったが、パリサンジェルマンはボールを支配し、パスをつなぐサッカーを展開した。国内リーグ戦でも同様の試合を展開しながら、勝利から見放されていたが、この日は違った。積極的にシュートを放ち、その精度も高かった。3分にはドロ・フェルナンデスのシュートが枠をとらえるが、スロバン・ブラチスラバのGKのドミニク・タカーチに止められる。パリサンジェルマンは最前線のウスマン・デンベレとマグネス・アクリウシェがゴール前を走り回る。17分にCKからヌーノ・メンデスがシュート、これがポストを直撃し、跳ね返ってくる。これを拾ったデンベレがボールをコントロールし、先制点を決める。デンベレはこれが今季初めてのゴールとなった。デンベレはリーグ開幕前のUEFAスーパーカップ、チャンピオンズトロフィーでも得点を決めておらず、昨季のチャンピンズリーグ決勝の同点PK以来の得点である。
 23分にもデンベレは追加点をあげる。右サイドからのクロスをファーサイドでヘディングで合わせてゴールネットを揺らす。30分のデンベレはアシスト役に回る。右サイドからゴール前にクロスを上げる。ここに飛び込んできたのが新加入のフェラン・トーレスである。パリサンジェルマンは3点のリードで折り返す。

■ゴールラッシュで勝利したパリサンジェルマン

 後半に入っても勢いは止まらない。開始早々の47分にはフェラン・トーレスがこの日2点目を決め、リードを広げる。55分のヌーノ・メンデスのゴールはオフサイドで取り消されるが、57分にフェラン・トーレスがハットトリック達成となるゴールを決め、5-0とする。
 スロバン・ブラチスラバも59分に1点を返すが、パリサンジェルマンは88分にファビアン・ルイスがゴール、6-1とUEFAスーパーカップ以来の勝利を記録したのである。

■後半アディショナルタイムに逆転したRCランス

 フランス勢で最後に登場したのがRCランスである。RCランスはリーグ戦の開幕戦こそオセールに勝利したものの、第2節ではストラスブール、第3節ではロリアンに敗れ、1勝2敗でチャンピオンズリーグを迎える。対戦相手のチェコのスラビア・プラハはチェコリーグのチャンピオンであり、本戦にストレートインしており、両チームとも今季の欧州の戦いの初戦である。ただ、スラビア・プラハはここまでチャンピオンズリーグでは19試合連続で勝ちがなく、20年近く勝利から見放されている。プラハで行われた試合、立ち上がりにスラビア・プラハが攻め込むが、得点にはならない。前半は両チーム無得点で折り返す。
 後半は点の取り合いとなった。先制したのはスラビア・プラハ、退場者が出て1人少なくなった51分にダニエル・シュトゥルムがゴールを決め、スタンドを沸かせる。RCランスは73分にアブダラ・シマのゴールで追いつく。88分にスラビア・プラハはシュトゥルムが勝ち越しゴールを決めて、これで勝利したかと思われたが、RCランスは後半アディショナルタイムに試合をひっくり返す。91分にフローリアン・トーバンが同点ゴール、93分にルーベン・アギラーが決勝点を決め、アウエーで白星発進したのである。(この項、終わり)

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